2018ボルダリングWC年間チャンピオンの行方を考える、女子編

ボルダリングワールドカップの年間チャンピオンを考える、女子編です。

男子編に続いて、女子でも2018年のBWC最終戦であるミュンヘンの結果次第で年間チャンピオンが誰になるのかをシミュレーションしてみます。

年間ランキングなどの細かいルールは前回の男子の記事を参照してください。

2018ボルダリングWC年間チャンピオンの行方を考える、男子編

 


女子の6戦目終了時点の年間ランキング

まずは現在の女子の年間ランキングを見てみましょう。

みなさんご存知の通り、日本の野中生萌選手と野口啓代選手の2トップが他の選手を大きく引き離しています。

野中選手は優勝1回で残り5回は全て準優勝という驚異の安定感。

野口選手は優勝3回と3位3回とこちらも抜群の成績。

わずかながらに野中選手がリードして現在首位です。

3位のフランスのファニー・ジベール選手ですら野中選手と195ptもの差があり、ミュンヘン戦で優勝しても最大100ptしか獲得できない(更に最低点が差し引かれる)ことを考えると、年間チャンピオンは上位2名に絞られていることがわかりますね。

 

 

女子BWC年間チャンピオンシミュレーション

ではミュンヘン戦の結果でシミュレーションをしてみます。

といっても野中選手は現在のところ2位までしかとっていないので2位以下なら年間ポイントに変動なし、野口選手も3位以下なら変動なしなので考えることがとっても少ないシミュレーションになりました。

縦軸が野中選手のミュンヘン戦の順位と合計ポイント、横軸が野口選手のそれです。

野中生萌選手が年間チャンピオンなら「生」

野口啓代選手が年間チャンピオンなら「啓」

と記しました。

例えば野中選手が1位なら520pt、野口選手が2位なら510ptとなり、野中選手が年間チャンピオンとなるので「生」と書いてありますね。

 

一目瞭然なところはあるのですが説明すると、まず野口選手が3位以下の場合は野口選手は年間ポイントの合計を増やすことができないので現在首位の野中選手が年間チャンピオンです。(横軸を見て野口選手3位以下のところは全て「生」となっています)

そして野口選手が2位以上を考えると、野口選手視点で同着以上ならば野口選手が年間チャンピオンです。(このケースだと2人優勝かもしくは2人準優勝かしかありませんが)

同着の場合でも野口選手がチャンピオンとなれる理由は、7戦の内最低点の大会のポイントが差し引かれるからですね。

野口選手は3位だった大会のポイントが引かれますが、野中選手は2位だった大会のポイントが引かれるのでそこの差が現在の5ptを逆転する原因となります。

つまりまとめると

・野口選手が3位以下なら野中選手が年間チャンピオン

・野口選手が2位以上で野中選手と同着以上なら野口選手が年間チャンピオン

ということになります。

 

ただ現在の2人が調子を合わせて実力を出し切れば1,2フィニッシュとなる可能性が高く、また以前のブログにも書いたようにBWCで3位以上の同着はかなり起こりづらいです。

クライミングのルールの考察9~ボルダー競技で同成績の場合のIFSCルール2018変更点~

つまりほぼ直接対決の結果が年間チャンピオンの結果に直結するというシンプルな見方が出来る展開になる可能性が高いです。

 

野中選手が年間チャンピオンとなれば自身初、野口選手ならば2009,2010,2014,2015に続く5度目(!)の年間チャンピオンです。

さぁミュンヘン戦から目が離せませんね。

みんなで応援しましょー!

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