ボルダリングが強い国はどこか~過去のボルダリングWC分析 その2~

前回のボルダリングワールドカップの分析の続きです。
今回は個人ではなく、国別にどこの国がボルダリングが強いのかを見たいと思います。

 


調査の方法

まず調査対象は前回記事と同じく以下とします。
・対象大会:ボルダリングワールドカップ
・対象期間:2011年~2015年

国別の順位付けの方法は以下とします。
・10位以内に入った選手がのべ何人いるかで比べる
・男女の合計を用いる

つまり
「過去5年のボルダリングワールドカップで男女合わせて10位以内をどの国が何回とっているか」
を調べるということですね。

 

結果

ではいきなり結果の表を見てみましょう。

BWC 国別 総計

1位:フランス

1位はフランス!
近年はチャンピオンは他国に譲ることが多かったですが、層の厚さでは圧倒。
男子では複数回優勝経験のあるGGモンデ選手を筆頭に、伸び盛りのアルバン選手やジェレミー選手も擁します。
女子でもファニー選手やメリッサ選手など決勝常連組がいます。
ヨセミテ(アメリカ)と並び、ボルダリング発祥の地とも言われるフォンテーヌブローを持つ国として意地を見せましたね。

2位:日本

2位は我らが日本です。
野口啓代選手は出場すればほぼ10位以内に位置付けているので、相当彼女が押し上げているとは思いますがやはり層が厚いですね。
欧米以外の国でありながら、上位に食い込んでいるのは素晴らしい。

3位:オーストリア

3位のオーストリアはキリアン選手とアンナ選手、4位のロシアはドミトリー選手とルスタン選手という超トッププレイヤーを擁しているので、彼ら彼女らが国全体を牽引している感はありますね。

以下欧米諸国を中心に韓国やオーストラリアも入ってくるという感じですね。

 

地図で可視化

オーストリアやスロベニアと言われてもイマイチ位置がピンとこない方もいると思うので、上位国をマッピングしてみました。
過去5年間でのべ5人以上10位以内を取っている国を赤く塗っています。

worldmap 色塗り 4

やはり欧米諸国、その中でも中央ヨーロッパ(東欧と西欧)が強いですね。
歴史的な背景や、各国の競技の盛んさなどの肌感覚がないのでこれ以上突っ込んだことは何とも言えませんが。
このあたり機会があれば本ブログでも調べてみたいですね。

 

補足&終わりに

気になった点を少し補足をすると、
・やはり超トッププレイヤーがいる国が上位に来やすい
・ワールドカップ開催国だとそもそもの参加人数が増えるので有利

あたりが集計方法としては若干フェアじゃなかったかもしれないですね。
まぁおおよそ国別の成績がわかれば良いかなと。

それではひとまずこれでワールドカップ分析シリーズを終わりにします。
ではでは。

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