クライミングの言葉の定義1~ロッククライミングのジャンル分け~

東京オリンピックに「スポーツクライミング」の採用が決定し、世界選手権では日本人が大活躍し、現在盛り上がりまくっているクライミング業界。
さてこれらにも関係することなのですが、先日仕事でクライミングに関する言葉を正しく定義しなければならない機会がありました。
そこで悩ましかったのがこの「スポーツクライミング」という言葉の指す範囲や意味。
これまでも再三に渡ってFaceBook、TwitterなどのSNSやブログ上で議論がされていると思いますが、この言葉結構紛らわしいのです。
なので、これを機会に「スポーツクライミング」のみならず、ロッククライミングのジャンルを表す言葉全般に関してとりあえず一般的かなと思うジャンル分けを図示してみたいと思います。
これが決定版というよりは、むしろ皆さんの意見を聞いてみたいので、何かあればコメント欲しいです!

■参考にしたもの
ジャンルを分けるにあたって、参考になったのはヒローズアップ太田さんのブログの「言葉の意味(クライミング?スポート?フリー?)」という記事と、未だクライミングの教科書として右に出るものがない『フリークライミング』(山と渓谷社)ですかね。
というかほぼこの2つを図示しなおしただけかもしれないです。笑

■ロッククライミングのジャンル分け
というわけでとりあえずいきなり図示してみます!

160328_ロッククライミングの分類

分岐が同じようにわかれているところは言葉を割愛しました。

微妙な点としては、以下でしょうか
・フリーソロの位置付け、区分
 -ルートクライミングの下でも良いかもしれない
 -ボルダリングのハイボールとの区分が難しい
・インドアでも「フリーソロ」「トラッド」「マルチ」は出来るが現在のところジャンルとしては確立されていない
・そもそも「インドア」「アウトドア」ってはっきり分けられるのか
・細かいジャンルはたくさんある。
 -ボルダリングにもノーマットスタイルやグラウンドアップスタイルなど
 -落ちられるフリーソロとしてディープウォーターソロもある
 -でもまぁあくまでメインどころということで

■結局スポーツクライミングって何だ
つまりスポーツクライミングは
インドアの
 -ボルダリング
 -リードクライミング(現在のところ=スポートクライミング)
 -(トップロープによる)スピードクライミング
ということですね。
認識として正しいのかな。

一番紛らわしい原因は、既に「スポートクライミング」(プロテクションが予めボルト等で設置されたルートを登るリードクライミング)というジャンルがあるにも関わらず、「スポーツクライミング」という言葉を作ってしまった点でしょうか。
更に英語表記だとどちらも「sport climbing」になっているので余計混乱が生じます。

■終わりに
次回は「”カウンターバランス”という言葉の定義」の予定!
お楽しみに。

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2件のフィードバック

  1. らい より:

    リードクライミングの「リード」は英語の「lead」であり、マルチピッチにおいて、ビレイヤーでもあるセカンドクライマーをリードする(導く)から、リードクライミングと呼んでいるのでしょうか?

    • mic より:

      あまり考えたことがなかったですが、そうなのかもしれません!
      そこから転じてシングルピッチでもリードと呼ぶようになったのでしょうかね。

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