岩場の記録

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瑞牆で簡単なマルチ継続登攀、アレアレア1P目、アプリオリ

8月はもうあと1回くらいしか瑞牆へ行けなそうなので、最近登ったルートなどを簡単にまとめておきます。 早く涼しくなってほしい―!     山河微笑~錦秋カナトコルートの継続登攀 僕らはマルチピッチは時間がかかってしまうことが多いのと、1ルートやるだけでヘロヘロになってしまいがちです。 ですので今回はス […]

あのクライマーは何歳? 代表的なクライマーの生まれ年

今度ライノで「男子35歳、女子30歳以上のコンペ」というものをやるのですが、その話をみんなでしていると結構「あのクライマーって何歳だっけ?」となることが多かったです。 詳しい年齢とか、どのクライマーが誰より年上とかって自分と近しい場合しか覚えていないものなのですよね。 というわけで今回は代表的なクライマーの生まれ年を一 […]

チッピングの分類・整理 「那由多」消滅の異質さ

下呂のワールドロックのホールドが大幅に変化した。(注1) おそらく何者かにチッピングされた可能性が高いとのことである。 それによって国内最難のボルダー課題である「那由多」V16をはじめとし、多くの課題が実質的に消滅した。 この件に関してできるだけ客観的にチッピングというものを捉えて、今回の事件の異質さを考えてみたいと思 […]

アメリカン デス トライアングルを初等力学で考える(同一スリング長での比較)

前回の記事でアメリカンデストライアングル(以下、ADT)において上2つのボルトにかかる力を初等力学で求めました。 アメリカン デス トライアングルを初等力学で考える しかしfacebookやtwitterで突っ込まれたのですが、実はこの議論は現場に適用するには厳密には正しくなかったのです。 なぜかというと、実際は一定の […]

アメリカン デス トライアングルを初等力学で考える

今日はクライミングの中でも少しマニアックな話。 マルチピッチクライミングなどでの作法をきちんと力学的に自分の頭で整理しておきたいなと思っておりまして、今回は非常に簡単ですがその第一弾。 アメリカン デス トライアングルを初等力学(というか高校物理の初歩)を使って考えてみました。 アメリカンデストライアングルとは 声に出 […]

岩場間でのグレード差を定量的に比較してみる

この1月~3月は岩場ではリードクライミングを中心に楽しみました。 特にスポートルートは二子山に6回、御前岩に4回行きまして、ボルダーが中心だった自分にとっては初めてスポートルートをそれなりに登り込んだ期間となりました。 しかしそこで少し戸惑ったのは岩場間でグレード差がかなりあることです。 一般に言われていることですが、 […]

二子山で色々と登った、2018年1月~3月シーズン

今年の1月から3月にかけて二子山で計6日ほどクライミングを楽しみました。 どうやら僕はこの二子山の虜となってしまったようで、蓋を開けてみれば今のところ今シーズン一番通っている岩場となりました。 一応昨日「任侠道」が登れ一区切りが付いたので、簡単に二子山のことや登った課題のことを書いてみたいと思います。 <1年前に1度来 […]

最近の岩登り日記 2017年1月~3月くらい

久しく普通の岩登り日記を書いていないので、最近の岩登りの状況でも書いてみます。 (二子山であった岳美さんにカッコよく撮ってもらった1枚 ノースマウンテン) まず、外のボルダーは月1くらいのペースでしか通えていない。 忙しかったりタイミングが合わないというのもあるけれど明らかに以前と比べ頻度が落ちた。 ヨセミテで培ったカ […]

小川山「伴奏者」の初登者・再登者リスト

※以下、2017年2月13日の初回記事の文章※ 少し前の話題なのですが、今年の初めにフィッシュ&バードの常連さん2名が小川山の「伴奏者」を立て続けに完登しました。 1人は30代サラリーマンクライマーの希望の光である、ニシコフこと西川さん。 もう1人はスラブの神に愛された男である、スラビスタ。 推しクライマーインタビュー […]

眠れぬ夜に吉田和正さんの過去記事を読み返す

昨日、2016年9月26日、稀代のクライマーである吉田和正さんが肺がんで亡くなった。53歳であった。 吉田氏は 1989年の城ヶ崎の「Mars」の初登(発表当時5.13d、現在5.14a。当時5.14aなら世界最難トラッドルート) 1990年の小川山の「NINJA」の第2登(87年にグロバッツによって登られた発表当時5 […]