心構え

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「強くなる」と「目標課題を登る」のジレンマ

少し期間が空いたけれど、「繋がる感」と「ムーブ変更」に続いて最近の気づき第3弾。おそらく一旦これで最後。自分にとって限界に近い難しいルートを登るときに、「総合的に強くなること」と「目標課題に没入すること」のジレンマを、トレーニングや体重管理などの観点から書いてみる。    トレーニング一般論 まずは前提として、簡単に一 […]

ムーブ変更の可能性を捨てない

前回の「繋がる感」に続いて、最近の気づき記事の第2弾。今回はボルダーでも言える話で、・一度決めたムーブにどこまでこだわるか・柔軟にムーブの選択肢を探るにはどうすれば良いかみたいな内容。    ムーブを変えた途端に登れた経験 美しき流れの核心でムーブを変更したら、「繋がる感」が芽生えたということを書いた。スポートルートに […]

1テンよりも、「繋がる感」

自分の考えの整理のためにも、スポートルートに取り組んで見えてきた自身の課題や気づきを書いてみる。全3記事くらい。脳内でぼんやり思っていることをバーッと書くので、あまりきちんと論理立っていなかったり結論がなかったりする内容だけれど。 主にオンサイトよりも、何回もトライした上でのレッドポイントに関する話が多め。   1テン […]

あえてグレードにこだわる

(10年近く前に登った「忍者返し」。当時はこのラインが登りたかったのか、グレードを求めていたのか) 前回記事で今シーズンに掲げた目標の1つとして、「ボルダーでグレードにこだわった成果を出す」と書きました。その背景には、 1. トラッドやビッグウォールのためにも自分のクライミングの「器」を今一度大きくする必要性 2. 妻 […]

作り上げた虚像を追いかける

  4ヶ月弱ぶりのブログ更新です。この夏、シーズンのクライミング目標を大きく3つ立てそれを達成するまで自分のクライミングに集中しようと思っていたら、いつの間にかこんなに期間が空いてしまいました。3つの目標の内まだ1つは達成できていないどころか進捗ほぼ0なのですが、その内の2つの 1. ボルダーでグレードにこだわった成果 […]

地図を見ながら森を歩く

ベテランちさんという東大医学部のYoutuberが面白くてよく見ている。彼がサブチャンネルで「勉強のコツ」として挙げていた動画が、あらゆる分野の習得や上達に繋がる内容だったので紹介する。 要約すると、 情報を2種類に分けると、(場合によって異なる定義もあるが、ここでは)以下になる ・自分の五感を駆使して身に着けた情報= […]

残りのクライミング人生で、あと何課題登れるのか

2009年4月頃からクライミングを始めたので、いつの間にかクライミング歴11年が過ぎていた。クライミング歴自体にあまり意味はないと思うけれど、随分と長く続けたものだ。そして、今後いつまでクライミングが続けられるだろうか、あとどれだけ岩を登ることができるのだろうか、などがふと気になった。 ということで今回は、自分がこれま […]

クライミングで、1つの課題に執着すべきか、手広く攻めるべきか

ジムのトレーニングでも、岩場で登るときでも「1つの課題を登り切るまで執着するか、ある程度で見切りを付けて次の課題に移るか」という判断にいつも悩む。 “その課題に執着しても今の実力では完登は難しい。でもこだわりたいし、何より頭から離れない”“目標課題が登れるまで、他の課題は触りたくない […]

クライミングを「広げる」こと「集中する」こと  2年ぶりのボルダリングコンペ!

同じジムの仲間にふと誘われ、BLoCというボルダリングコンペに参戦することが昨年末くらいに決まった。出場したのは2020年2月29日のRd.3 ピラニア南アルプス店戦。 数年前はコンペに数多く参戦していたけれど、BLoCは3年以上ぶり、コンペ自体も2017年末にBJCの予備予選に出て以来おそらく参加していないので2年以 […]

85%の10トライより、100%の1トライ

ここ2ヶ月ほど岩に行く頻度を減らして少し真面目にインドアでボルダリングを中心に取り組んできた。体重は依然として増えたままだが(これが歳ってやつか?ヨセミテで下半身筋肉付いた?単に食べている?)、調子は概ね戻ってきたように思える。だが、やはりあと一歩限界を超えられない。いつも通りの動きから抜け出せない。以前ブログに書いた […]

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