楯ヶ崎とかナサ崎でのんびりクライミングツアー 2017冬 前編

楯ヶ崎とかナサ崎でのんびりクライミングツアー 2017冬 前編

12/22~12/28まで三重県の尾鷲(おわせ)や熊野の近くの海岸で岩登りを楽しんでいます。

このあたりの楯ヶ崎、ナサ崎、神須ノ鼻(こうずのはな)などでクライミングができます。

<三重Map 大>

<三重Map 小>

花崗岩(正確には花崗斑岩?)独特の柱状節理の岩場で、ボルダー、スポートルート、トラッドルート、マルチ、などあらゆる種類のクライミングが楽しめます。

例えば楯ヶ崎はこんな感じ。

正直天国です。

あまりに気持ち良すぎてすごいのんびりとクライミングを楽しんでいますが、一応日記みたいな記事を書いておきますね。

というわけで前編、どうぞ。


12/22(0日目) 三重県へgo

この日は本来の予定ならば、早朝に出発した上で岩場の下見をするはずでした。

しかしなんかダラダラしていたら夕暮れ時に、、、。

結局16時過ぎに出発し、目的地に着いたのは24時を回った頃でした。

まぁ無事辿り着いただけ良しとしよう。

12/23(1日目) 楯ヶ崎でボルダリング

さてクライミング1日目は楯ヶ崎の偵察&ボルダー。

楯ヶ崎のトポ

トポは一応

ボルダー:100岩の東海・関西編、ボルダリングエリアガイド下

リード、マルチ:100岩の東海・関西編(でも最新のには載っていないらしい)、岩雪の111や125、ロクスノ56号にインプレッションの記事が少し

などに載っていますが、正直トポになっていない課題がたくさんあります。

なので、webで情報をかき集めたり、知人や友人などに色々聞くのが良いかもしれませんね。

ボルダーエリアへのアプローチ

ボルダーエリアは楯ヶ崎のほぼ最先端です。

アプローチは駐車場から遊歩道沿いに1.9km歩くと着きます。

アップダウンはあるものの歩きやすい道ですね。

ボルダー有名課題

岩はたくさんあるのですが、トポになっているのはほんの一部。

このハテナ(1級)が有名ですかね。

本当に「?」マーク。

高さは5~6mちかくあるのかな?

しかもリップ取り核心(僕はリップ取ってから寄せで1回落ちたけど)なのでメンタルにきます。

しかし個人的にこれまでに登った1級でベスト5に入るかもしれないくらい良い課題。

ロケーションも最高ですしね。

暗くなるギリギリ(?)くらいでなんとか完登。

しかし昼間は12月でも暑いです。

あとは見るべきは釣り師のテラスのルーフクラック!

ハマケンさん初登で一宮君とか山野井さんとかも登っているようです。

見事にルーフ内から迷路のようにクラックが繋がっています。

1日目はボルダーやったり、楯ヶ崎全体を散歩したりしながら終了。

12/24(2日目) ナサ崎でボルダリング

2日目はナサ崎へ!

本来はエリアの近くまで車で行けるのですが、土砂崩れでアプローチできなかったため、遠くに車を止めてそこから気合で歩きました、、、。

ナサ崎のトポ

ナサ崎のトポなどは「freefan 76号」に載っていますね。

でもまだまだ登られていない岩が多く、トポに載っていない課題もたくさんありそうです。

ボルダー有名課題

僕らはまだスカイフォールエリアにしか行っていないのですが、目玉はエリアの名称にもなっている「スカイフォール」(1級)。

こんなに綺麗なルーフクラックは見たことがない。

ほぼ1日これをやっていたけれど、繋げられませんでした、、、。

久々のハンドジャムで手の甲激痛。

バチバチのハンドジャムなのでクラックが普通に登れる人にとっては難しくないのかも。

ツアー中にもう一度来て登りたいですね。

あとスカイフォールの裏側の「飛行石」(4級)もgood!

アップに最適らしいですが、5回くらい落ちました。

そして「オーマ」(三段)の威圧感が半端じゃない。

エリア自体が4つくらいあるし、1エリアの課題数もそこそこあるので1日じゃとても無理ですね!

12/25(3日目) 楯ヶ崎でレストがてらロープワーク

この日はレストがてらロープワークの練習を楯ヶ崎の「三国合同エリア」でやりました。

このツアーで目標にしている課題に取りついたり帰還するために、懸垂下降や登り返しの練習。

それにしても気持ち良すぎるぞ、ここ。

この写真の海沿いを登るラインが「パーフェクト・ブルー」(5.11a)。

100岩には“関西最高のルート”と書いてあったのですが、その謳い文句に違わぬ素晴らしさ。

もし時間があればこのツアーでやりたいですが、どうなることやら。

こうやって書き出してみると全然クライミングしてない。笑

3~4日いるのにボルダー5課題くらい触っただけでは、、、。

まぁでものんびり過ごしているだけで幸せなエリアです。

後編に続く!