2017新年!利きチョーク大会!!
さて、新年1発目のライノにて面白い企画をやりましたのでその紹介をしますね。
その名も、
「2017新年!利きチョーク大会!!」
あ、お遊び企画なので色々適当です。笑
きっかけ
2016年末に豊田に行ったのですが、そこで関西クライマーの方々とお知り合いになりました。
みなさんクライミングにめちゃめちゃ詳しい&強くて、とても楽しい時間を過ごしたのですが、その中の雑談で
“どこどこのチョークが良い。逆に、どこどこのはダメ。
そんなことをクライマーは口々にするが、本当に違いがわかるのか”
という話がでました。
じゃあそれ、mickipediaで検証してやろうじゃないの!
というのが、この企画のきっかけです。
企画概要
・検証内容
まず検証内容は以下の様にしました
「パッケージを見た状態で対象のチョークを十分に触ったり使用した後、
ブラインドされたチョークを触ったり使用して、どのチョークがどの銘柄かを当てることはできるか」
どのチョークのフリクションが高いと感じるかなどを検証しても良かったのですが、今回は単に違いがわかるのかという点にフォーカスしました。
・対象銘柄
対象となる銘柄は単に揃えられるチョークを揃えただけで、意図はないです。
以下の14種(順適当)
・東京粉末 Pure
・東京粉末 Pure Black
・Friction Labs Unicorn
・Friction Labs Bam Bam
・Evolv
・Mammut
・Charko
・Soill Chunky Chalk
・Rock Technologies Dry5
・I’ bbz
・Camp チャンキィ・チョーク
・Loop Pure Adiction Chalk
・Edelrid
・Sasaki 新体操 滑り止め
一応有名どころはそれなりに入っていますが、フラッシュト、メトリウス、BD、フリクションラボのゴリラ、あたりが使っている人が多い中では入っていないですかね。
あと東京粉末のeffectとspeedは臭いでバレるので外しました。
ちなみに最も高価なチョークはFriction Labsシリーズで283.5gで3,672円します。
対して最も廉価なチョークはSasakiの体操用チョークで5kgで7,884円です。
それぞれg単価が13円と1.6円となんと8倍以上の差です!
・具体的検証方法
以下の流れで検証を行いました
1. 経験豊富(クライミング歴2年~10年以上)な8名のクライマーに14種類のチョークを銘柄がわかっている状態で十分に使用してもらった
2. その後クライマーにわからないところで番号のみが振られた皿に各チョークを盛った
3. クライマーは皿に盛られたチョークを再び触り、どの番号のチョークがどの銘柄なのかを回答した
ちなみにチョークの中には完全に粉末状のものと、チャンクになっているものがありましたが、いたずらに難易度を上げないためにチャンクを砕くようなことはせずにそのまま皿に盛りました。
また正答数が最も多いクライマーには豪華賞品を用意することで検証に対するモチベーションも保ちました。
結果
ではまず結果を貼ります。
オレンジが正答したチョークです。
ちなみに一応、普段の愛用チョークと今回の中でbestだと思ったチョークもアンケートを取りました。
補足&考察&結論
最も正答数が多かったのはカマニイさんの7問正解!
半分当てるのはなかなかに難しいです。
デタラメに回答した時の正答数の期待値は1問なので、4問正解の人でも結構ちゃんと違いがわかっているとも言えます。
一方で、自分が普段から愛用しているチョークであってもブラインドされてしまうとなかなか当てることが難しいということも見て取れます。
サラサラ系とチャンク系などの大枠での区別は皆結構できていますが、その中で詳細に判別することは困難なようです。
それにしても東京粉末の人気の高さがすごいですね。
愛用率とbest率がとても高い。
実際のところPureとBlackの区別まではできていないものの、その2拓までは絞れている人が多かったです。
ちなみに東京粉末にサポートされているレイ杉本は検証の途中で現れたのですが、いきなりブラインドされた14種類の中から東京粉末のPureとBlackを当てました!
さすが世界の杉本。
チョークに対する感覚も一級品です。
結論、
わかる人にはわかる!!笑
終わりに
如何でしたでしょうか。
すんませんシメが適当で。
まぁ正直どんなものでも「利き○○」というのは難しいですよね。
あと14種類は流石に多すぎて、記憶力的な問題で当てられなかったというのもあるかもしれません。
何か面白い企画があれば他にも募集してます!
ではでは。
東京粉末 Black
東京粉末 Pure
Sasaki
Mammut
Camp
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