北海道旅行の隙を突いてクライミング 2017年夏
たまにはクライミング日記でも。
むっちゃんの両親との普通の北海道旅行の絶妙な隙を突いて、ちょこっとクライミングしてきました。
名寄・見晴岩
名寄の見晴岩はリードクライミングの課題が豊富なエリアで、旭川の北に位置します。
旭川空港からは車で1.5時間程度。
あの吉田和正さんが国内切ってのハードなルートを開拓したことでも有名です。
(参考記事:眠れぬ夜に吉田和正さんの過去記事を読み返す)
砂岩と安山岩が混ざったような岩質で掛りが良く手に優しいポケットが空いていたり、板状節理のためか同一方向のガバ気味の棚があったりと、12台でもグイグイ登れるルートが多いです。
九州の水俣ボルダーに少し似ていたかな。
(参考記事:クライマーのための、岩質ごとの特徴まとめ~前編:岩石の分類~
クライマーのための、岩質ごとの特徴まとめ~後編:個別の岩質の特徴~)
どしゃぶりの雨でしたが、少しでも乾いている岩を選んで3便くらいなんとか出すことができて、「サンピラー」(12b/c)というめっちゃカッコ良い三ッ星のルートが登れて満足でした。
是非また来たいエリアですね。
・「サンピラー」 中央のカンテをトップまで登ってマントルを返す。見晴岩の名の通り、頂上からの見晴しが最高。おそらく20mちょいあって持久系だけど強度的には登り易めのルート。
・「Hard luck to me」 14a?左の垂壁の中央を登る。吉田さん初登のショートルート。5ピンくらいかな?とにかく1手1手悪そう。
・「見張塔からずっと」 14a/b?左のライン。こちらも吉田さん初登。かなりカッコ良いです。まだ第3登とかしか出ていない?右のラインはプロジェクト
WhipperSnapper
最終日に3時間くらいだけですが、PAXさんとあさきちゃんのジムであるウィップスに行ってきました!
お世辞で無く課題が全部面白かったですね。
ほぼレストなく撃ちまくりました。
とくにメインの曲面壁は迫力もあるし、ムーブも真っ向系なのでめちゃくちゃ登りごたえあり。
絶対に外さないジムなので北海道に来たら寄るべき!
雰囲気もまさにクライマーが作ったジムという感じで居心地良いです。
その他観光
その他は旭山動物園に行って、あとは食べまくりました!
リフレッシュできた4日間でしたね。
今度は岩メインで来たいです。
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