120°west~地球1/3周の旅~ 4.シベリア鉄道珍道中後編
地球1/3周旅行記の続きです。
シベリア鉄道もいよいよ後半。
そしてついに茶久保の故郷モスクワへ!
ロシア人との交流開始
シベリア鉄道というのは本当に暇です。
1週間監禁されるわけですからね。
3日目くらいから何かの罰ゲームじゃないかと思えてきます。
というわけでこれは地元の人々と交流するしかないなという空気がいつしか僕らの間に芽生えていたのでした。
んで、きっかけはよく覚えていないのですが、チャックかダーナラがいつの間にかロシア人のかわいい女の子と仲良くなってた!笑
マジやりよるなー。
そこから鬼ごっこをしたり、酒を飲んだり、折り紙を教えたり、オセロしたり、なぞのゲームをしたり、いや楽しかったです。
人物紹介
簡単に人物紹介をします。
<アンドレイ一家>
・アンドレイ
推定40才、3人の子持ち。
IT関係だったか油田関係だったかの仕事に就いていて月収3,000$(30万円くらい)。
モスクワの方に住んでいる奥さんに会いに行くためにシベリア鉄道に乗っているんだったかな?
とにかく酒好き。
酒とおつまみをたくさんおごってくれたとても気前のいいおじさん。
・ターニャ
たしか高校生。
天使。
交流したロシア人の中で唯一英語が喋れる頼れる存在。
ロシアでは最近でこそ英語教育が行われているけど昔は全くそんなのないので、アンドレイくらいの世代は全く英語が喋れない。
・アルチョンとイリーヤ
可愛い双子。
どっちがどっちか判別不可能。
6歳だったかな?
とにかく鬼ごっこが大好きで散々付き合わされた。
最後は部屋の鍵閉めて拒否した。笑
つかこいつらの描いた絵が怖すぎるw
ダーナラ(明彦)が殺されとる・・・
<ヒョードル親子>
・ヒョードル
マッチョ。
皇帝。
お酒を一緒に飲みました。
・親父
ヒョードルの父。
ロシアの伝統的なボードゲームで対戦したのだけれどマジで強くて、何回やっても負けた。
オセロでリベンジしようとしたところヒョードル父は対戦を却下。
自身の強みが活きる領域以外は手を出さない、戦略論の基本ですね。すばらしい。
他にも、何人か交流しました。
本当に楽しかった!
今後の旅の計画
この旅で出発前に準備していたことは
・ウラジ→モスクワまでの鉄道とホテルの予約
・モスクワ→ワルシャワ(ポーランド)の飛行機の予約
・ロンドン(イングランド)→成田(日本)の飛行機の予約
だけでしたので、僕らはワルシャワ以降の予定を立てることに。
このときチャラクボが持っていた、時刻表、路線図、ガイドブックの類がマジで役に立ちました。
僕はマジで完全な手ぶらだった。
特に役に立ったのが『ヨーロッパ3000円の宿』という本。
各地のユースホステルが情報満載で載っていて見ているだけでも楽しい。
地図代わりにもなった。
この本がなかったら本当に困ったと思う。
何やかんや色々話した結果
チャックの「スペインでエスパニョールvsレアルマドリードを観る」と
micの「北アイルランドでジャイアンツ・コーズウェーに行く」という互いの意見をベースにして
ポーランド→ドイツ→オランダ→フランス→スペイン→北アイルランド→イングランド
と旅をしようとざっくり決定!
いや心躍った。
モスクワ着
てな感じでシベリア鉄道はなかなか面白かったです。
やはり人との交流ですね。
三点倒立も再掲!
そんなこんなをしていたら、いつの間にか1週間のシベリア監禁が終わりを告げ、
1万キロの旅の果てに辿り着いたのは・・・茶久保の故郷モスクワ!
次回、茶久保故郷の学校でこっぴどく叱られる!お楽しみに。
<『ヨーロッパ3,000円の宿』>
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