ブログを書くことで広がる繋がり

ブログを書くことで広がる繋がり

遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。
昨年は4ヶ月近くブログを書かない期間もありましたが、それによって改めてブログ「Mickipedia」が自分のある種のコアになっていると気付きました。
そんなお話を少し。

 
 

どこかの見知らぬ誰かのためにブログを書く

4年前の元日の「誰のためにブログを書くのか」という記事。
その時は、僕の書くことが少しでも誰かのためになればと思い「どこかの見知らぬ誰か」のために書いていると述べました。

<どこかの誰かのため>

この気持ちは今も変わらないです。
ブログを休んで小川山や九州で自分自身の岩登りに集中している時も多くの初めて会うクライマーから
“最近ブログ更新ないですよね?また書いてください!楽しみにしています!”
と声をかけていただいて本当に嬉しかったです。

やはり誰かが喜んでくれることって、自分の幸福になるのですよね。

まさにオザケンのこれ。

 喜びを他の誰かと分かりあう! それだけがこの世の中を熱くする! 

 

 
 

自分のためにもブログを書き続ける

ただ今振り返ると「誰かのため」というのは少しおこがましい気もします。
僕が一方的に誰かにgiveしているように受け取れる言葉です。
先ほど書いたように僕のgiveで誰かが喜んでそれが自分に返ってくるというのもあるのですが、それ以上に実利的にこのブログ「Mickipedia」で僕は多くの良いこと、得、利益を享受しているはずです。
そこに言及する前に「誰かのため」と言っちゃうのは実はズレているのかなと。
ブログを書くことはまず誰よりも自分自身のためなはずです。

 
 

ブログが自分のコアとなり、繋がりが広がる

具体的には、このブログを書いていることがコンペ等の実況解説、『Rock & Snow』や『CLIMBERS』等の執筆活動に繋がっていることは明らかです。
実況解説や執筆を見たり読んだりして更に多くの人に僕自身を知ってもらえています。

<ロクスノ。連載「僕らは考える石ころである」は19回も続いている>

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<CLIMBERSの今月のホールド鼎談も自分自身が一番楽しんだ>

執筆活動が発展して最近はnoteも多くの方に読んでもらい、有料記事は全て合わせると300本近く購入してもらえている非常にありがたい状況です。
自分が書いたものに自分で値段を付けて販売するというとても貴重な体験をさせてもらっています。

<最近、クライミングジムの業界分析の第4弾書きました!>

立ち返ればそもそも、前職のサラリーマンからクライミング業界未経験なのにジムスタッフとして雇ってもらったのもブログで発信していなければおそらくあり得なかったはず。
そこで出会った方々からセット技術なども身に付けさせてもらい、今では仕事でセット依頼も受けることができるようになりました。

そしてEdge & Sofaさんにブログにバナー広告を出していただいたり、prAnaさんのアンバサダーをさせていただいたり、本当にありがたい限り。
他にも多くのクライマーと知り合うことができ、一緒にクライミングをしたり開拓したりもろもろ繋がることができたのもこのブログがなければ実現していないはずです。

全ては自分のクライミング活動のコアにこのMickipediaがありそこから繋がっていったからこそなのです。

<ブログMickipedaiが自分のコア>

ブログ休止明けに、自分の生きがいは発信することよりも「クライミングを自らすること」だと書きました。
それは心底思っていることですが、そもそも自分がクライミングだけをしていたら今のこんなに楽しくて素晴らしい繋がりはなかったんですよね。

ということで今年は誰よりもブログMickipediaに自分自身が感謝して、謙虚に書き、そして登っていこうと思います。

今年もよろしくお願いいたします。