最近遊んで面白かったボードゲーム ベスト5

最近遊んで面白かったボードゲーム ベスト5

元々ボードゲーム(広義にカードゲームなども含む)は好きな方です。
小中学校時代はポケモンカードに夢中になり大会にも足を運び、大学時代はオセロにのめり込み全日本選手権にも出場し三段を取得しました。
麻雀もそんなに強くはないですが、学生時代は毎週のように徹マンをし成績・戦術ノートを付ける時期もあるくらいハマっていました。

そしてここ半年くらいで徐々に仲間内でボードゲームブームが来ていたのですが、このステーホーム期間を経てさらに加速。
おそらく最近だけでも15種類くらいはボードゲームを経験しました。
どのゲームもまだ浅くしか触れていないのですが、面白かったゲームについて感想を書いてみます。

 
 


最近遊んだゲーム一覧

自分で買っていないものや1回しか遊んでいないもの、逆に昔から持っていたけれど最近久々に出したものを含めると、遊んだのは以下の15ゲームでしょうか。

カタン
バトルライン
XENO(ゼノ)
パッチワーク
ガイスター
スコットランドヤード
ナンジャモンジャ
ウボンゴ 3D
タギロン
NOCCA × NOCCA(ノッカノッカ)
インサイダーゲーム
たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。
テストプレイなんてしてないよ
犯人は踊る
ゴリラ人狼

この中で特に面白かったゲームを5つ紹介します。
クソゲーもいくつかあるのですが、僕が面白さを理解していないだけかもしれないので触れないでおきます。笑

 
 

カタン 圧倒的王道

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面白いボードゲームと皆が口々に言う「カタン」。
ここ数年くらいずっとやりたいと思っていたのですが、ついに最近手を出したところ、、、めっちゃ面白い!
あまりの面白さに、iPhoneアプリを買ってしまい1人でやりまくっている。

<コンピュータのプレイングとかランダム性がちょっとイマイチなところもあるけれど、サクサク遊べる>

カタンのルール等を簡単に挙げておくと、こんな感じ。
・3~4人のプレイヤーが島の開拓者となり、道を作る、開拓地を建てる、都市化する、などをする
・開拓行動には点数が与えられ、先に10点に到達したプレイヤーが勝ち
・開拓行動のためには5種類の資源が必要であり、資源を得るための配置、確率や期待値の見極め、他プレイヤーとの交渉が鍵となる

サイコロの出目で得られる資源が決まるなど、運が絡む要素もあるけれど戦略性に富むので、麻雀よりも実力が反映されそう。
シムシティとか牧場物語的な育てる楽しさが少しありつつ、ゲームとしてはモノボリー(1回くらいしかやったことないけれど)に似ているのかな?

確率と期待値の計算、相手の狙いの読みと交渉の心理戦に加えて、10点までの勝ちパターンが色々あるのが面白いですね。
サイコロの出目にもヤキモキして何クソ―となるので、負けるとすぐさまもう1ゲームやりたくなる魅力があります。

 

バトルライン ポーカーと麻雀の融合

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Twitterで薦めていただいたバトルラインも、周りでブームになっているカードゲーム。

ざっくりまとめるとポーカーと麻雀の融合的なゲームで、ルール等は以下。
・2人プレイ
・6色×10枚(1~10)のカードが山札になり、手札は7枚でそこからドローしていく
・9つの陣地が横に並んでいて、そこの前にカードを出していきより強い役を作った方が陣地を取れる
・役は3枚版のポーカー的なイメージ(同じ色の10,9,8がストレートフラッシュで強い。次は10,10,10の3カード。など)
・9つの陣地の内、5つを取るか、連続して3つ取った人が勝利

<赤いコマが9つの陣地>

何度かプレイしているけれどまだ確固たる勝ち方を掴み切れていないのですが、牌効率とか待ちの広さを考えたプレイが基本になるので麻雀要素が結構強いのかなと。
ただ9つの陣地の内、連続した3つに絞って勝てば良いというのが良い味を出していて、ここに単なる役の強さ勝負ではなく取捨選択や逆転の余地があって面白いです。

それと証明ルールも非常に独特で、簡単に言うと「お互いに役を作り切らなくても、今後あなたの役は絶対に私の役に勝てないですよね」と証明すれば陣地を取れるというものです。
この証明の感覚が楽しい。

もちろんこれだけでも運が多分に絡むのですが、さらに「戦術カード」という特殊効果カードがあって、これの引きの強さがだいぶ戦況に影響するのですよね。
まぁここはある意味実力差を埋めるものなので良い要素ではあります。

 

パッチワーク 可愛いデザインだが戦略性に富むガチ読みゲー

こちらも友人に薦めてもらったゲームで、デザインが可愛いことに加えてルールがかなりユニークです。

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パッチワークのゲーム概要は以下。
・プレイヤーの目的は布地を集めてキルトボードをできるだけ埋めること
・布地を買うにはボタン(≒お金)が必要
・時間の概念もあり「時間↔お金↔布地」のやりくりをどう優先して勝つかがポイント

<お互いのキルトボードを色んな形の布地で埋めていく。真ん中は時間ボード>

勝ち方がいくつかあるのも面白くて、
・布地をとにかく埋めるか(最後に埋まらなかったマスだけ得点引かれる)
・綺麗に埋めるか(7×7を作るとボーナス)
・ボタン稼ぎに走るか(最後に余ったボタンも得点になる)
みたいな選択を迫られます。

そしてこのパッチワークは、布地の初期配置が毎回変わる(ここは適当に決める)ものの、一度配置が決まればそこからはランダムさも無くお互いの情報は完全に公開されています。
つまり完全に読み切れるコンピュータがプレイしたならば、初期配置で先手と後手のどちらが勝つかはたまた引き分けるかが決まっているのです!
人間に読み切ることは不可能だと思いますが、もしかしたらコンピュータなら読み切れるのかも。
このようなゲームを二人零和有限確定完全情報ゲーム(次のブログで説明しようかな)と言い、囲碁、将棋、オセロなどと一応分類としては同じになります。
ですがパッチワークは見た目からかガチっぽさが出ないですし、初めての人でも盛り上がれるところが秀逸です。

  

XENO 手軽さとスタイリッシュさ

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オリエンタルラジオの中田あっちゃんがラブレターと言うゲームを改良して作ったのがXENO(ゼノ)です。
1ゲームが数分で終わるのと、2~4人でできるというフレキシブルさが良いですね。
それに幅も取らないのでサクッとできる。

ルールは以下。
・1~8までが2枚、9と10が1枚ずつの計18枚で遊ぶ
・プレイヤーの手札は常に1枚か2枚で、毎ターンカードをドローしどちらかを場に出すことを繰り返す
・勝利条件は脱落せずに最後の1人になるか、山札が無くなった時点で最も大きい数字を持っていること
・全てのカードには効果があり、それによって相手を脱落させたり、または自分を守ったりすることが可能

運が多分に絡みますが、心理戦の要素もあって楽しめます。
それぞれのカードにストーリーがあって絵柄がスタイリッシュなのも良いです。9が皇帝、10が英雄で、一応その2人の勝負的な背景設定があります。

あっちゃんのYouTube動画を観るのがオススメ。

<vs DaiGo戦が一番面白いかな>

 

ウボンゴ3D シンプルだが奥深い沼が広がる

最後はウボンゴ3Dですが、これは本当に唯一無二のゲーム。

とにかく誰もが20秒で理解できるそのシンプルなルールが良い!
・3Dテトリスみたいなブロックが3つないし4つ配られる
・指定された形(ある平面図形をそのまま2階建て)に一番早く組み合わせることを目指す
これだけ。
なのに奥深い。

空間把握能力、場合分け能力、根気、ひらめき、が問われます。
4ピース版は何回やってもドハマりして、”こんなの本当に完成できるのか・・・”と放棄したくなりますが、完成した瞬間のカタルシスたるや。

それにしてもウボンゴというゲームをどうやって作ったのかが気になります。
ピースの形と種類をどうやって決めたのか、それで完成できる形をどうやって特定したのか。
コンピュータを使っていることは間違いないと思いますが。

  

その他面白かったゲーム

その他にもナンジャモンジャも非常に独特かつ子供まで楽しめる良ゲー。
タギロンも個人的には得意なので好きですね。
やる人を選ぶけれど真剣になれる。

 

こんな感じです。
やはりみんなでワイワイ頭を使うことも楽しいですね。

後編として、そんなに詳しいわけではないですが「ボードゲームの分類」的な記事を書くかもしれません。
ではでは。