鹿児島の海岸で岩登り 2019年末

鹿児島の海岸で岩登り 2019年末

2019年も今日で終わりです。
3日間ほど鹿児島の海岸などで登ってきたので、簡単にですが写真などと共にブログに書きます。
ヨセミテツアー以来1ヶ月ぶりの岩で、本当に楽しめました。
岩を触る気持ち良い感覚を思い出しましたね。

1日目は午後からでしたが、永山さんや中嶋徹くんたちに少し混ぜてもらって海岸でボルダーを登りました。
綺麗な砂浜が印象的。
適当に目に付いた岩を登っていく幸せな時間。
久々の岩だったので本当にのんびりゆっくり過ごしてリフレッシュできました。

<砂浜>

<むっちゃんが登った素晴らしいクラック。短いけど真っ向>

<むっちゃんが目を付けて僕が登らせてもらったナポレオンフィッシュのようなカンテ>

<徹くんや奥村優くんが登っていた超カッコ良いライン>


2日目は昨年末にあった第1回ワイドクラックミーティングのメンバーで少し集まって、また別の海岸沿いでクラックボルダーを中心に遊びました。
ここもどこまでも高い岩がゴロゴロと転がっていてまさに楽園。

<クライマーの行列>

 

ワイドクラッカー達はフェイスクライマーには見えない隙間を見出す能力に長けています。
まさかのところに高難度のワイドが潜んでいるから面白い。

<小野さん初登のワイドに挟まるセカキタ氏>

<これは僕も登ったけれど左右どちらのラインも見た目以上に難しい>

 

僕はワイドクラックをたくさんやろうかとも思ったけれど、むっちゃんが昨日今日と印象的な岩やラインをたくさん見つけ出し登ろうとしている姿勢に触発されて、“今日は自分が一番惹かれる岩を登ろう”と決意しました。
それでこのミニ百と八つの流れ星のような、マッコウクジラのような岩を登ると決めました。

<上を向いたマッコウクジラ>

既に誰か登っているのかは不明ですが、高さもあり威圧的な岩です。
被ったところは少なくとも四段はありそうなので、とりあえず側面で良いから上に抜けてみることに。
予想以上に難しくまた下地の悪さに心が折れかけましたが、マットやスポットのおかげもあって何とか登り切りました。
このツアーで一番思い出深いです。

<クジラの側面を登る>

<クジラのトップ>

 

あと岩場でのセッションの面白さも再確認。
気持ちの良い場所で、やんややんや登るのは本当に楽しいです。

<このカンテもラインを見つけて登った。セッション大盛り上がり>

 

夜は宿で簡易的なワイドクラックミーティング。
毎回思うけれど、みんな純粋に岩登りが好きで居心地が良いです。
心からピュアに岩の話ができる貴重な場所。

<第1.5回ワイドクラックミーティング>

 

3日目は雨だったので、都城のQ-blockへ登りに行きました。
150度と130度の広い壁があり、更にトレーニング系も充実したジム。
閉店まで登ってヘロヘロになって大満足。
宮崎在住の夫婦クライマーであるサワイさんとも会って話ができて楽しかったです。

<Q-block>

こんな感じで充実した年末でした。
気持ち良く2019年が納まりましたね。
来年も今年以上にクライミングしよう。
では、良いお年を。