「本当に」中学生にもわかるライブドア事件
絶望した!自分の記事のあまりのわかりづらさに絶望した!
大人にもわからないライブドア事件
このブログを立ち上げたきっかけの一つは「ライブドア事件をわかりやすく説明する」というものでした。
そして僕が書いた記事がこれだ
<中学生にもわかるライブドア事件>
中学生にもわかるライブドア事件
正直言って難しい。
おそらく中学生どころか大半の大人にもわからない。
いや、まぁ、ちゃんと読めばわかるんだが、いらないことを書きすぎている。
要はホリエモン何やったのよ?
その辺今回は端的に、簡単に書きたいと思います。
ホリエモンの罪
ホリエモンの主な罪は「有価証券報告書虚偽記載」であり、いわゆる「粉飾決算」というやつです。
もう少しちゃんと言うと、ホリエモンは
「自分の会社(ライブドア)の株を売って得たお金を、売上高(及び利益)と申告」
してしまいました。
脱税でもインサイダー取引でもないんですよ。知ってましたか?
(むしろ利益を水増しした分、税金は多く払っている)
ホリエモンがしたことは何がいけないの?
では自分の会社の株を売って得たお金を、売上高と申告することはいけないことなのでしょうか?
売上高って何だ
まず売上高とは何でしょうか。
wikipedia大先生はこう言っています。
「(売上高とは)商品やサービスの提供など、企業の主たる営業活動によって得た収益」
例えばレストランなら営業活動である「食事の提供」によって得たお金が売上高ですし、
山岳ガイドなら営業活動である「ガイディング」によって得たお金が売上高です。
そのまんまですね。
企業のお金の集め方
会社は営業活動を通じて、売上高を上げてお金を集めることができます。
しかし他にもお金を集める方法はあります。
例えば誰かから「お金を借りる」という方法です。
他には「株を発行する」という方法もあります。
株を買った人は、その会社の利益の一部(配当)を受け取る権利を得ることができます。
そして「お金を借りる」「株を発行する」などの方法で集めたお金は、営業活動で集めたお金とは言えないため、売上高として申告してはいけない、という決まりがあります。
要は、ライブドアがした「自分の会社の株を売って得たお金を、売上高と申告」したという行為は、
お金を集めるには集めたけど、集めた方法に関して嘘をついた、ということです。
ホリエモンの罪は重いの?
ライブドアがやったことは確かに悪いことです。
売上高ではないお金を売上高だと嘘をつきました。
しかし、他の粉飾決算の事例と比較すると判決が重すぎるのではないか、という意見も出ています。
最後に
すごーく簡単にまとめるとこんな感じですね。
んー、わかりやすく伝えるってやっぱりむずいなー。
それと、個人的にはホリエモンが収監されることははっきり言って残念です。
しかしまぁ、彼なら出てきてから面白いことをやってくれるでしょう!
期待してます。
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