1年間の岩場記録を振り返ってヨセミテへの自信を付ける 19年10月

いよいよヨセミテへの出発日です。
11月の終わりまで行ってきます。
ある意味ここで一区切りということで、今年もこの1年間の記録として
・何日岩に登ったか
・岩場別の内訳
を振り返ってみます。

更に、客観的に記録を確認して自分に自信を付けるため、登った課題のグレードがどのくらい上がったかも調べてみました。

＜去年に調べた、4年間を遡った岩場記録＞

岩場でクライミングをした日数

まずは岩場でクライミングをした日数の合計です。
レスト日など全く岩に触らなかった日は含めていませんが、簡単なルートを1便でも出した日は含めています。
自分のエクセルにざっとまとめた記録から作ったので怪しいところもありますが。

＜2018年と2019年の岩場日数比較＞

11月を始まりと区切って書いていますが、去年の2018年10月後半からのヨセミテツアー（ちょうど1年前）は今年分に全て含めています。

比較すると
去年：90日
今年：98日
とわずかながら日数が増えていました。
意外と100日に達していないもんですねぇ。
ただ1年間をならして週2日ペースなので悪くはないでしょう。
とにかくこれだけ登ったんだから絶対上達しているはず、と思い込むことが大事。

岩場別のクライミング日数

次に岩場別にクライミング日数を集計しました。
途中で岩場を転戦した日などは0.5日カウントにしています。
まずは去年から。

＜2017年の岩場別クライミング日数＞

90日のほぼ半分となる43.5日を瑞牆に費やしている、、、！
確かに末端壁や不動沢を中心に瑞牆の登竜門となるクラックに通いまくった記憶があります。
特に、トワイライト、ベルジュエール、画竜点睛、などが思い出深いです。
ヨセミテに向けて何をすれば良いかわからず、ただとにかく瑞牆で登っておけば間違いはないだろうと考え登り続けました。

そして今年。

＜2018年の岩場別クライミング日数＞

依然としてトップは瑞牆で28日。
去年よりは減りましたが、やはり一番通っている岩場なんですね。
この2年間で70日だから、トータルするともうすぐ100日に達しそうな勢い。
瑞牆に費やした高速代とガス代の計算は、、、しないでおこう。

2位は1ヶ月以上のツアーに行っていただけあってヨセミテ。
この24日間で技術からメンタルから相当に鍛えられたように思います。

さらに3,4,5位は名張、城ヶ崎、スコーミッシュで合わせて34日間。
これら3箇所の岩場ではほとんどクラック中心の課題を触っているはずです。
いかさま師、タコ・ブリザード・炎のメリーゴーラウンド、University Wall、など自分を成長させてくれた課題に打ち込んだ日々が思い出されます。
これだけ登っていれば確実にレベルアップしているはず。

反面スポートルートの岩場は瑞牆でも多少やっているものの、二子4日間、鳳来2日間と少なめでしたね。
来年はスポートやボルダーの頻度を少しだけ上げていきたいです。

グレードの変遷

最後に自分に自信を付けるために登った課題が去年からどのくらいグレードが上がったか記録を振り返ってみます。

トラッドのショートルートはRPもOSもどちらも数字1つ分が変わるくらい大きくグレードを上げることができているようです。
数字としてきちんととらえるとこれは自信になりますね。
去年とは絶対に違った感覚でヨセミテに臨めるはずなんだ。

マルチも調べてみました。

マルチもきちんと上達しています。
というか去年はそれなりに難しいマルチは一刀くらいしかやっていないのによくヨセミテにチャレンジしたなと我ながら振り返って感じます。
しかも一刀の核心ピッチは僕はリードではレッドポイントできていません。
今年はスコーミッシュを中心にマルチでしっかり成果を出せたことが自信に繋がっていますね。

一応スポートルートも見ておきます。

スポートに関しては唐獅子牡丹が登れたことは良かったですがもう少し上げていきたかったですね。
去年登ったAPAが簡単目の5.12であるとは言え、OSグレードも上げることができなかったですし。
ただインドアでもPump2で5.13aから5.13bに1つですがRPグレードが上がっているので、確実に底力はついているはず。

それと実はボルダーで今年はまだ二段を登っていない、、、！
このまま終わると数年ぶりに二段すら登らない1年になってしまう。
ボルダーは良いシーズンにあまり触れず、サーキットで初段をいくつか登るくらいしかできなかったんですね。

三段も2016年のヨセミテでV10を登って以来登っていませんし。
来年はグレード更新も含めてもう少しボルダリングに力を入れたいですね。
ヨセミテでもボルダー少しやろう。（と去年も思ったけれど結局あまりできなかった、、、）


というわけで今年を振り返ってみました。
あらためて感じましたが、客観的・定量的に物事を確認しなおすことは大切ですね。
この自信を胸に、ヨセミテ頑張ってきます！