この4年間、どこの岩場でどれだけクライミングしたのか調べてみた

この4年間、どこの岩場でどれだけクライミングしたのか調べてみた

さてヨセミテツアーへの出発の朝ですが、ふと気になったことがあったので調べてみます。

それは

・僕はどこの岩場にどれだけ通っているのか

・それはターニングポイントとなった2年前のヨセミテツアーを境にどう変わったのか

ということです。

ここ1年間でとにかく瑞牆に通った印象が自分としてはあるのですが、実際に数字で把握してみます!

 

年別 岩場でクライミングをした日数

僕らがヨセミテに前回行ったのは2016年の10月なのですが、その前後2年でどれくらい岩場に通った日数が変わったかを調べました。

ですので2016年10月のヨセミテツアー分は除いています。

また2018年10月がまだ途中なので、直近の1年間は丸1年分ではないです。

あとデータ元が僕の日々のトレーニング記録のエクセルなので、移動日とかレスト日を算入したりしてなかったり、抜け漏れあると思いますがまぁざっくり見てみましょう。

 

<年別の岩場でのクライミング日数>

 

するとやはり、直近1年で格段に増えている!

ヨセミテから帰った直後の2016年11月~2017年10月というのはまだインドアのコンペもバリバリ参加していたので思ったほど岩場日数は増えていないですが、2018年に入ってからは完全に岩シフトしたのでこの1年弱で90日間行ったことになります。

でも週2日弱なので実はそこまでではないのかな?

 

 

 

岩場でやったクライミングのタイプ

次にやっているクライミングの内容を見てみます。

青:ボルダーのみの日

オレンジ:スポート、トラッド、マルチ、を少しでも触った日(ボルダーを同時にすることもある)

 

<年別の岩場でのクライミングの種類>

 

これは2016年10月を境にガラッと変わっていますね!

予想通りだけど面白い。

実はヨセミテに行く以前は岩場でスポートのリードすらほぼやったことがなかったのですよね。

でもそのツアーで「次にヨセミテに来るときはクラックやマルチをやる!」と妻と決意して、2016年11月からはリード等の割合が80%近くになっています。

普段はインドアではほぼボルダーでリードはPump2で月1回くらいなので、外はこのくらいでバランスが取れているのでは。

ちなみになぜかぶっつけ本番的な感じで2015年に1度だけ香港のセントラルでリードをしました、、、。

そして5.11台のルートが上まで抜けられず友人のカラビナを残置して敗退してしまった。笑

 

 

 

岩場別 クライミング日数

最後に、どこの岩場に最も通っているのかを年別にみてみます!

1日に2エリア行ったときなどは、0.5日ずつ付けています。

 

2014年10月~2015年9月

まずは4年前から

 

小川山が9日と最も多いですね。

この頃は「幻の光」(三段)とか「The Two Monks」(二段)とかを登りたくて通った記憶があります。

それと高知の黒潮ボルダーにツアーも行った年。

毎年のようにジャンボに九州の日之影/比叡あたりに連れて行ってもらっているので何日かランクインしてますね。

 

 

2015年10月~2016年9月

そして3年前

 

一転して瑞牆のボルダーに注力した年ですね。

「皇帝」(二段)、「ガルーダ」(二段)などを撃ち込んだ。

それと城ヶ崎の「悟空ハング直上」という吉田さんがトップロープで登った課題をボルダースタイルで登りたくて、ライノの勤務前に新幹線で何度か城ヶ崎に行きました。笑

城ヶ崎通いの日々。「悟空ハング直上」が登れた

 

2016年11月~2017年10月

そしてヨセミテから帰国直後の1年。

とにかくスポートルートもクラックもマルチも暗中模索ながらやりまくった年ですね。

 

ひたすら小川山ですね。

ほぼ初めてのマルチ「セレクション」で稲垣さんと柳瀬さんに何から何まで教えてもらって、その翌日にアレックス・オーノルドが「フリーライダー」をフリーソロしたというニュースが飛び込んできたことをよく覚えています。

「カサブランカ」「ジャックと豆の木」「クレイジージャム」「イムジン河」。

とにかく小川山の簡単なクラックからどんどんやっていって、その合間で石田登山塾の石田さんにロープワークやクラックのやり方を教えてもらったりしていました。

 

2017年11月~2018年10月

そしてこの1年。

今回のヨセミテを見据えて、ほぼ瑞牆に住んでいましたね。

 

その日数なんと43.5日。

グラフで見ると突出具合がすごい。

前半の冬の間こそ、二子や御前岩でスポートをしたり、城ヶ崎でクラックもしましたが、春からはほぼ瑞牆。

夏もとにかく通いました。

でもきっと瑞牆フリークなクライマーではもっと多い人はいるでしょう。

簡単なマルチピッチから自分にとっては限界に近いシングルピッチルートまで手当り次第に瑞牆で登った1年でした。

しかしシーズンの初めに立てた目標は30%程度すら達成できなくて、自分としては少し不完全燃焼。

瑞牆のエリア自体もおそらく1/4もまわれていないですしね。

 

 

と、まぁこんな感じで直近の岩場通いを総括してみました。

ここに登った課題のグレードとかも加えて分析したら面白そうだけど、時間がかかりそうなのとボルダーが成長していなくて凹みそうなのでまた今度。

 

 

では、ヨセミテ楽しんできます!