知識の殴り合いを純粋に楽しむ~「競技クイズ」2ヶ月目の所感~

知識の殴り合いを純粋に楽しむ~「競技クイズ」2ヶ月目の所感~

以前にブログで「競技クイズ」を始めようと思うという記事を書きました。
そこから2ヶ月の間、隙間時間を見つけてはクイズの勉強に取り組みました。

まだまだクイズ初級者ですが進捗や感想などをざっくばらんに記しておきます。

<クイズ開始宣言となったブログ>

 
 


「みんなで早押しクイズ」の成績推移

スマホアプリの「みんなで早押しクイズ」(以下みんはや)を自分のクイズの実力のバロメーターとしているので、その成績推移をまず書きます。

・レート(勝ち負けで上下する実力値)
8月時点:930
10月現在:1,030


・ランキング
8月時点:3,683位
10月現在:787位

みんはやでは
・レート900以上がS
・1,000以上がS1
というランクになるのですが、クイズの勉強をほぼしていない8月時点でも300戦程度こなし運良く連勝できてSランクにはなれました。
しかしそこからS1までの壁は果てしなく高く遠く、後述するようにクイズの勉強やみんはや対策をして、1,000戦以上をこなしてようやく今日S1に到達することができました。
(対戦回数が上の写真だと316ですが、途中で一度シーズンが切り替わってリセットされているので、実際は8月までに300戦そこから今日まで1,100戦程度をこなしています)

平均的に1戦でクイズが20問出されるとして、単純計算で2万問。
(勉強時間を除いても)1戦5分だとして、みんはやの戦いだけで5,000分≒80時間以上を費やしたということになりますね。

 
 

主なクイズ勉強法

一番のクイズ勉強法は「とにかくみんはやで実践を積む」なのですが、他にやった勉強法をメモしておきます。

 

復習

一番効果があったのは当たり前だけれど間違えた問題の復習。
みんはやでは直近の何十問かのクイズ出題履歴が見れるのでそれを確認しなおしました。
しかし自分は単純記憶は得意ではないので、例えば

Q:1971年に世界で初めてネットワーク経由の電子メール送信に成功し、メールアドレスに「@」を使用することを考案した人物としても知られるアメリカのプログラマーは誰でしょう?

A:レイ・トムリンソン

などを一度見ても正直10秒で忘れてしまいます。
なのでwikiやgoogle先生に飛んで顔写真を見たり、経歴などの背景知識を蓄えたりしてなんとか覚えるなどしました。
ただそれでも全部をその場で覚えていくのは無理なので、googleスプレッドシートに
・間違えた問題文
・答え
・備考や周辺知識

をメモして、暇なときに何度か眺めるなどしました。
これもかなり面倒だからサボってしまうしこのリストですら頭に入っていないものも多いですが、1,000問くらいストックが溜まると同じ問題が出題されることもたまにあって成績向上に役に立ったと思います。

<間違った問題リスト 何回も間違えるやつはオレンジ塗り>

 

苦手ジャンルの強化

バックグラウンドが物理・経営なので、理系学問や経済や企業系の問題にはそこそこ強いですが、日本史や世界史が本当にダメダメでした。
「徳川将軍?家康と家光と、、、??」くらいのレベル。
なので初期の頃は歴史系の問題がくるとほぼ捨てと決め込んでいましたが、さすがにまずいと思って基本から勉強することにしました。

そんな中でわかりやすかったのは漫画やYouTube。
まだ日本史しか手を出せていませんが、以前オススメ本紹介にも書いた江戸時代~幕末を書いた『風雲児たち』がまず最強。キャラクターが相当頭に入ります。
あとは鉄板で『学習まんが 日本の歴史』も簡潔で良いです。
僕は集英社のものを読んでいるが、どこのでも良いと思います。

YouTubeの「中田敦彦のYouTube大学」も手短にまとまっていて、あっちゃんの熱量が高くて強烈に記憶に残り素晴らしかったです。
登場人物の例えが最高で、例えば
織田信長:バイオレンス&イノベーション
豊臣秀吉:スピード&コミュニケーション
徳川家康:パーフェクトコントロール
とジョジョのスタンドみたいにポージング。
これ絶妙じゃないすか?

ここから世界史系全般や中国史の漫画や本も読み進めていきたいです。
まずはクイズ関係なくずっと昔に1巻だけ買って読むのを止めてしまった『キングダム』をきちんと読まないと。

<風雲児たち>

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<まんが日本の歴史>

<エクストリーム日本史>

 

覚えるべきものは暗記

そして痛感したのは「覚えるべきものは覚えた方が良い」ということです。
僕はこれまでの人生で丸暗記というものはほぼしてこなかったです。
正確には、考えて導けるものは暗記してこなかった、でしょうかね。
ただクイズにおいて暗記は正義。
例えば、以下の問題に5秒以内に答えられるでしょうか?

Q:1~100までに素数はいくつあるか?

これは実際にみんはやで2度出題されたことがある問題です。
数学を多少齧っていれば、エラトステネスのふるい的に考えて早ければ1分以内に正しい答えを導けるはずです。
ただ一般的に早押しクイズの回答時間は5秒。
僕はこれは初見では間違えましたが、もう割り切って暗記して2度目は正解しました
ちなみに答えは25

クイズに頻出なテーマというものがいくつかあります。
・首都
・将軍
・星座、星
・大統領、首相
・百人一首
・花札
・芥川賞、直木賞
etc…

上記のいずれもが無意味に丸暗記するのではなく、周辺知識や由来などで補って強固に覚えることは可能です。
しかし暗記して即座に知識を取り出せるにこしたことはないのです。
なので僕はまだ覚えきってはいませんが
・覚えるべき一覧表をネットで探してきて画像保存orスクショを取るなどして「クイズ」フォルダに入れる
・その中で覚えたいものをスマホのロック画面に設定する
などをして、フォルダを眺めたり、ロック画面で目に付くようにして記憶の定着を図りました。

<クイズフォルダ>

<ロック画面 二十四節気>

 

隙間時間に耳で覚える

独りで目からだけの情報だと覚える定着率が悪いので、耳から覚えるために
・YouTubeの「QuizKnock」の「12時間ガチクイズ」などをとりあえず流し聞きする
・友達にクイズを出してもらう(問題はネット上でいくらでも転がっているので)
・出会った人に「なんかクイズないですか?」といって適当に出題してもらう
・車の運転中に助手席の妻に出題してもらう
などもやっていましたね。

<12時間ガチクイズ 異次元さに笑える>

 
 

クイズは素晴らしい

ここまでは僕の勉強法でわりとまぁどうでもよいです。
一番言いたいことは「クイズはとても魅力のあるコンテンツ」だということ!

 

知識が雪だるま式に増えていく快感

当初は強いプレイヤーを見ると、
“なんでそんなこと知っているんだ”
“答えるの早すぎるだろ”
と感じていましたが人間の頭脳の容量や適応力は素晴らしく、やっていると自分もどんどん進化していきます。

というのも知識って複利で増えていくのですよね。
つまり持っている知識が多ければ多いほど、新しく仕入れる知識と色々な結び付け方ができて素早く吸収できるし定着も強固になるのです。
(僕らの脳の容量はクイズ程度の知識では限界を迎えない、という信念を元に語っています)

例えばアフリカの国である「コートジボワール」を覚えるとします。
由来を探ると、フランス語で
・コートは「海岸」
・d’が「~の」
・イボワールは「象牙」
つまりコートジボワールは象牙海岸という意味からきている、と覚えることができます。

この知識があると、紺碧海岸を表す「コートダジュール」に対して同様にコートが海岸、d’が~の、だからアジュールは「青」という意味だと繋がります。
するとサッカーのイタリアチームが青いユニフォームからアズーリと呼ばれていることなどもすっと入ってくるのです。

丸暗記も時には大切、と上で言ったことと少し矛盾していますが、できることなら極力周辺知識や背景からきちんと覚えて記憶を強固にしていきたいです。
実際に強いプレイヤーはそうしているように見えます。

 

日常の見え方が変わる/豊かになる

これもQuiz Knockの伊沢さんあたりがどこかで話していましたが、クイズで知識が増えると日常の見え方が変わったり豊かになります。
ぱっと思いついた適当な例を挙げると、コンビニに行ってお札でお金を払うときに
・財布の中に1万円札、5千円札、千円札があるのを見て、「どれも縦の長さは76mmで一緒なんだよなー
・あ、お釣りでギザ十が返ってきた。「ギザ十のギザギザは当時の硬貨の最高額面であることを表すためなんだよなー
・ちなみにお釣りが置かれたトレイの名前は「カルトン
などなど、唐突に頭に浮かぶようになります。
これまで見向きもしなかった事柄が目に入ってきて、世界の見え方が面白くなります。

まぁこれはクイズ知識だけにとどまりませんね。
科学とか社会とか心理学の知識とかも身に着けると世界が変わって豊かに見えます。

 

誰もが楽しめる

上で少し書きましたが、友達などに
“なんでも良いからクイズ出して!”
と言うと結構みんな楽しんで出題してくれます。
誰しも2つ3つくらいは専門的な詳しいジャンルやテーマを持っていますし、小話や雑学は色々なところに潜んでいるものなのです。

それと、クイズって出題されると考えて答えてみたくなりますよね。
“もしかすると自分にもわかるかもしれない、、、”
という期待から誰もが参加してみたくなるし楽しめるものなんだなと感じています。

 
 

次なる目標

さて、次なる目標はどうしましょうか。
とりあえず宣言したとおりみんはやで50位を目指しましょうかね。
ただ50位ということはレート1,150超えは必須、つまりS2クラスで平均的な力を発揮しないといけないのです。
おそらくこれまでS2以上のプレイヤーには一度も勝ったことがない、、、。

まぁまだまだ覚えるべき知識はたくさんありますし、早押し技術も磨けると思うのでもう少し頑張ってみましょう。

そのあともしまだクイズにのめり込みそうなら
・別のアプリ/ゲーム
・大会
・サロン的なもの
などを調べて目指すものを考えてみようかと思います。

ではでは。