ヨセミテでクライミングだけを考える日々 2018 Day0~6

ヨセミテでクライミングだけを考える日々 2018 Day0~6

ヨセミテにきて早くも1週間が経ってしまいました。

とにかく毎日ひたすらクライミングして食べて寝るだけの生活は最高の一言に尽きます。

これまでに登った課題、感じたこと、未来の自分たちやこれからヨセミテに来る人への情報などの備忘録、などをサクッとまとめておきます!

(のつもりが超長文になりましたが)

日々の記録&登った課題

Day 0 (10/16&17)

2人でボルダーマット、マルチピッチやシングルピッチ用のギア、キャンプ道具などのクッソ重い荷物を持ってヘロヘロになりながら羽田へ。

見事に1.6万円の超過料金を取られ、中国の広州トランジットでサンフランシスコへ20時間くらいかけて着いた。

レンタカーに荷物を詰め込み、いきなり左車線を走って車と衝突しそうになりながらなんとかAirbnbで予約しておいたお家に辿り着き宿泊。

翌日はまずはREIでボルダーマットや足りないキャンプ道具を揃える&ウォルマートや日本食スーパーで買い出し&映画館でアレックスオーノルドの「Free solo」を観てテンションを上げる。

字幕が無く8割方聞き取れなかったので、終わった後むっちゃんと映画の話をしたが僕らの脳内で勝手にストーリーを補っている可能性高し。

そしてアメリカの路上パーキングのシステムがわからず40ドルの駐禁を取られる。

(当たり前ですが車を停めたらまずパーキングメーターにお金を払います。しかし駐禁料金がサクッとスマホから振り込めるのは便利)

その後渋滞もあって5,6時間かかって夜中にキャンプ4到着。

詳しくは後述しますがテントサイトが満杯過ぎて取れない&今から宿泊施設を探すことも困難なので、(本当は良くないのだけれど)真夜中なので仕方なく車中泊。

Day1 (10/18)

翌朝とにかくテントサイトを確保しようと言うことで再びキャンプ4へ。

するとトレビさん&マナさんに運良く遭遇!

そして今日帰国とのことで入れ替わりで、ガチオくん、スウェーデン人のヤンと一緒のサイトを使わせてもらえることに。

ありがたすぎる。

ということでようやくヨセミテクライミングDay1開始!

まずはキャンプ4の前傾クラックボルダーである「Bachar Cracker」(V4)。

<洞窟から続きます>

この課題は2年前にYosemite’s Best Boulderに選ばれているという理由で真っ先に取りついてド敗退。

佐藤ユースケさんやクロヒゲさんなどに初めてジャミングをレクチャーしてもらい、それでも全く出来なかった因縁の宿題。

当時の倉上さんもそこそこ便数出していたので難しいことは承知していたが、僕らがジャミングというものを僅かながら覚えてトラッドやマルチを始めるきっかけになったきっかけでもある課題。

今回初っ端から取りついて核心のフィンガージャムをばらしてやってみると、、、できる!

自分の成長というか新たな技術の習得に喜びさっそく繋げるが、下からやるとフィンガーが深く刺さらずハマる。

しかし「この課題をまずは登らないと他のシングルピッチやマルチが始まらないぞ!」と自分に言い聞かせ必死で完登!

とても嬉しかった。

午後は瑞牆で知り合ったカナダ人のDaveと偶然ハーフドームビレッジで遭遇したので、誘って3人でハウスキーピングにあるフィンガークラックのボルダーである「Circuit Breaker」(V2)へ行くことに。

僕とむっちゃんの曖昧なアプローチの記憶でクッソ彷徨うものの、Daveがとても目が良く遠くの人を発見してくれたおかげで何とか日暮れ間近に発見!

<デイブ。右のラインがCircuit Breaker>

実際はハーフドームビレッジのピザ屋とかから奥(エルキャプとかの方向)へしばらく歩けば山側に明瞭な登り道があって、そこをたどれば5分もかからずに着くアプローチだった、、、。

「Circuit Breaker」はV2だけれどトップロープで5.11bがついている課題で結構足がシビア。

とは言え登り易い方でみんなで仲良く完登!

Daveはオンサイト、むっちゃんはフラッシュ。僕だけが出だしで1度落ちたのでした。

Day2 (10/19)

Day2はシングルピッチながらいよいよ初のヨセミテでのトラッド。

Freeblastなどの下見も兼ねて、Dave、現地で知り合ったムトーさんと4人でEl Cap Baseの看板課題「Moby dick」(5.10a)。

<真ん中に蛇のように伸びているのがMoby Dick。右のワイドがAhab>

うおー、El Capをバックに延々と続く見事な#4サイズのクラック。

しかし2ペア組めるので僕はとなりの「Ahab」(5.10b)にトライ。

ちなみにMoby Dickはメルヴィルの白鯨のことなのでまさにAhabはエイハブ船長を指しています。

トポの説明文をざっと読むと難しそうな記述があった気もしたけれど、とにかく早く取り付きたかったのでギアを揃えて出陣。

いやらしい序盤はエスケープ気味ながら抜けて、あきらかな核心のワイドへ。

見た目よりもどちゃくそ難しい、、、しかも決めたカムが抜けたりして焦る。

さらに核心上部は6番サイズすら決まらない。

そしてたまらず、、、テンション!

やはりヨセミテの5.10bのワイドは伊達ではない。

しかもギアが足りないのと、心が折れたのもあり上には抜けられずクライムダウンすることになり、早速ヨセミテの洗礼を浴びる。

降りた後にトポをよく読むと

“Seldom led”(ほとんどリードされない)

と書いてあるし、杉野さんの魅惑のトラッドには

“TRでしか登っていないが載せてみた。

トポには「人工壁の13クライマー100人中99人が撃退される」とある。

確かにそうかも。

勘弁してくれといいたくなる。”

とのこと。

なぜ初っ端からこんなルートを選んでしまったのだ。

しかしその後悔しいのでトップロープながらトライして、全身がおかしくなるくらい踏ん張って完登はしておいた。

リードも頑張ればできそうだけれど、、、ひとまず満足ではあるのでこのツアーで再び触るかは不明。

「Moby Dick」ももちろん超名作!

下部が悪いけれど上部は気持ち良く登れる。

ただ40mと超ロングルートでキャメ4番が4つはあった方が安心。

カム全セット貸してくれた宮下くん、本当にありがとう!!

でも僕はビビりなのでキャメ4番が6つくらい欲しかった。笑

時間がなくてもう1つの狙いだった「Sacheler Cracker」(5.10a)はお預け。

Day3 (10/20)

この日も昨日の4人でCookieでショートルート。

ここには「Outler limits」(5.10c)をはじめとしてとにかくやりたいルートがたくさんあるのだけれど、Daveの希望でこちらもナビスコウォールの名作「Butter balls」(5.11c)をやりに行くことに。

アプローチピッチの「Beverly’s Tower」(5.10a)はむっちゃんがリードしてオンサイト。

<右の方から抜けるのがBeverly’s Tower>

杉野さんのページにも「かなり内容の濃い1本」とあるようにあらゆるクライミングが出てきてアプローチピッチとは思えないくらいの充実度。

そしてメインの「Butter balls」は僕がリードさせてもらうものの、、、序盤から指が入らずしかも足が悪くてフォール!

<カッコ良すぎるフィンガークラックButter balls>

まぁこのグレードのオンサイトはまだまだ力不足だけれどそのあと抜けるのにも苦労してしまい、自分の弱さに萎える。

後で分かったけれどDave達と比べて僕は特に中指の第1関節が結構太いみたい。

こういった自分の身体的特徴は知っておこう。

その後むっちゃんのためにトップロープを張ってビレイ。

実は自分もこのあとトップロープで練習しようと思っていたけれど、トップロープながら割とテンション少な目にサクサク登るむっちゃんを見たり、1便目あんな不甲斐無かったのにトップロープで練習するのは違うと感じて次の自分のトライではロープを引き抜き再びリード。

夕方でコンディションも良く核心のオフフィンガーまで行くものの、なぜかカム選択を間違えてマスターカムの黄色サイズのところを2サイズ上の赤を出してしまう。

しかも両手共にツっていてわずかながらクラックに噛んでいるカムをラックに戻すか、放置して黄色を決めるかの選択に迫られる。

なにがなんでも完登したいので赤が落ちても良いから黄色をラックから取る。

でももうレイバックもフィンガージャムもできない、そして赤は目の前で落ちて森の中へ消えてしまう。

そして黄色を決めようとしたところ、フォール!

カムを落とすという他の人への安全上も絶対にやってはいけないことを選択したにも関わらず、しかもRPできなかった自分に嫌気がさしながらこの日は敗退。

しかもカムは見つからず。

Day4 (10/21)

レスト日だったのでゆっくりした後、クラックボルダーの見学。

Happy Islesエリアの「Cedar Eater」(V5)。

これは本当に衝撃!

ワイドサイズが上まで入れたら全長12mはあるのではないでしょうか。

Lost Boulderエリアの

「Cedar Crack」(V5)

「The Other Crack」(V6)

そしてあのルーフクラックである「Deliverance」(V8)!

150度を超えるルーフにハンド、シンハンド、フィンガー。

とりあえず今度トライはしたいけれどどうなることやら。

極めつけはHouse keepingエリアの「Sasquatch」(V11)。

130度の前傾壁に3,4手のフィンガームーブが凝縮された課題。

カッコ良すぎる。

それにしてもヨセミテはそのへんにごろごろしている岩とか、名もなき岩でいかついのが本当に多い。

Cedar Eater行く途中にもいっぱい。

Lost Boulderの下のプロジェクトとかもマジでやばい。

いくらでも開拓できる余地があるんでしょうね。

Day5 (10/22)

さて、この日はレストを挟んだので僕らの目標の1つである「Free blast」(5.11b/c、10P)にトライするつもりが、むっちゃんの体調が少しすぐれなくて午前は休むことに。

しかしレスト後のこんな晴れた日に我慢できない僕はむっちゃんに無理をお願いして、「Butter balls」をRPするために再び昼からCookieへ。

前回はアプローチピッチの「Beverly’s Tower」(5.10a)から入ったけれど、

・「Waverly Wafer」(5.11a)

・「Butter balls」(5.11c)

・「Butter fingers」(5.11a)

の3ピッチを繋げるのがナビスコウォールの正当なルートっぽいので、今回は「Waverly Wafer」(5.11a)から入ることに。

<写真がわかりづらいけど、右から二番目くらいの一瞬クレイジージャムっぽくてフィンガーになるのがWaverly Wafer>

核心のワイドまではなんてことないけれど、ワイドの抜けの1ムーブができずにこれもオンサイトを逃してしまう。

本当にオンサイトが弱すぎるなぁ。

でも狙いは「Butter balls」なので切り替えてトライすることに。

レスト後なので前回よりも身体はフレッシュで出だしも良く持てる、、、が中盤でスリップしてフォール!

そして2トライ目も、、、核心前でスリップしてフォール。

核心前で何をしているんだとめっちゃくちゃ落ち込んだけれど、このルート実は足が悪いことにようやく気付く。

後続パーティーが来てかれらのトライを待っている間にレストしながら、おしゃべりしたりしてリフレッシュ。

そして本日3トライ目。

かなり指にきていたけれど流石にムーブが洗練されていて、慎重に足を置いて核心を突破。

本来ならカムを決めるところだったけれどグラウンドの心配はないし、ここは一気に抜けるのが一番安全だと逆に考えて5,6mランナウトしてレストポイントへ。

絶対に落ちたくなかったので十分にレストをして、ようやく完登!

いつものことながら短期的な旬を逃したけれど、ヨセミテで5.11cというグレードがとりあえず登れて素直に嬉しかった。

Day6 (10/23)

昨日の疲れがあったし、むっちゃんも万全ではないので午前はキャンプ4でボルダー。

ゾエさんや、現地で知り合った日本からのカジくん、ノダくん、さらにはサンフランシスコに住む西川さんなども含めてみんなで色々セッション。

強いカジくんと「Bruce lee」(V8)や「Thriller」(V10)を色々と話しながらセッションして、やっぱりボルダーって良いなと再認識。

僕の調子はあんまりだったし正直このツアーでこのグレードをトライできるボルダーのメンタルやフィジカルを作れるか怪しいけれど、やっぱりヨセミテのカッコ良いボルダーのラインは登りたい。

午後からは坂本さんやチッペさんやムトーさんも交えて7人の大所帯で「Cedar Eater」へ!

もちろん「Cedar Eater」はトポでも四つ★課題で有名なのだけれど、このマニアックな課題にこんなに人が集まるなんて。笑

そしてみんなでの波状攻撃のセッション!

同じクライミングとは言えそれぞれの体格やバックグラウンドが違うから面白い。

坂本さんの巧妙なリービテーションやフットジャム、チッペさんの強い体幹、カジくんやノダくんのボルダリーなムーブ。

課題の内容はワイドクラックというよりは、腹筋力やスローパーピンチの保持が実は結構大事で僕は得意系で繋げトライ1便目で登ることができた!

本当に嬉しかったし、なによりめっちゃめちゃ疲れた。

夜はガチオくんも混ざってみんなでたき火をしながら延々とクライミング談義。

みんな本当にクライミングが好きで、あの記事のこの部分とか、誰々さんのブログに書いてあったとか、ビデオに出てきたこのセリフとか、そいういう細かい話が通じる。

僕はなんだが「Cedar Eater」を完登した喜びで調子に乗って饒舌になり過ぎた気がするけれど、とにかく良い時間だった。

クライミングは素晴らしい。

色々と感じたこと

いくつか感じたことを書いておきます。

ヨセミテのグレードとかルート内容

よく

「ヨセミテはとにかく辛い」

「日本でやったことは通用しない」

などと言われるけれど、現在のところはそこまでは日本との難しさの差を感じていない。

むしろキャンプ4のボルダーグレードが辛いことの方が、日本との乖離が気になるかも。

話を聞くと5.10a以下の低グレードは日本と比べて厳しかったり、時折爆弾みたいなルートがあるのは事実だけれど。

今のところ触ったルートは大幅な差は感じなくて、僕らの瑞牆で培った日々は間違っていなかったと確信しつつある。

ただマルチピッチをやっていないのでそこで何か違いを感じたり、圧倒されるものはあるのかもしれない。

もちろんスケールが壮大すぎるので、違いと言えばルートがどれも非常に長いということは挙げられるかもしれない。

なので持久力がないと厳しいルートは多いし、80mロープは必須。

そしてクッソ面白い。

異文化に触れて交流することの大切さ

2年前にRyan・Diana夫妻と長期間すごしてお世話になった時も感じたけれど、外国の人とある程度の期間を過ごすと単なる表層的な会話にとどまらず、細かい気遣いとか、冗談とか、人生観とか、政治経済の話とか、そいういう話ができるのがすごく良いし意味がある。

しかもクライミングを一緒にするとどうしても意思疎通をしなければならないので、旅行で触れ合うのとは交流の深度が違う。

もちろん僕のへぼい英語レベルでどこまで通じているのかは怪しいが、今回もDaveと3日間クライミングをして、本当にいろいろ話したことがとっても印象深い。

つまり結論としてはクライミングって素晴らしい、ということ。

自分とパートナーの性格を把握して補い合う

僕はむっちゃんと人生のパートナーでもあるし、クライミングのパートナーでもあるのだけれど、お互いの性格の違いとかをきちんと把握しておくことは重要だと感じる。

僕は「せっかち」で「予定を先まで決めたがって」で「おっちょこちょい」で「無謀なところもあるけれどいざというときにはビビり」。

むっちゃんは「のんびり屋」で「臨機応変に行動したくて」で「慎重」だけれど「決心すると大胆」。

そして二人とも焦るとテンパりやすい。

今回も僕は焦ってモノを落としたりしているし、むっちゃんも焦るとロープワークでこんがらがったりする。

これはビッグウォールだと致命傷なのできちんと性格を把握しておきたい。

でもこういったお互いの弱点を補い合うのもクライミングの良いところ。

情報、下見、とにかく色々聞くことの大切さ

どこのエリアもそうだけれどとにかく現地に行ってみないとわからない情報は多い。

アプローチ1つとってもトポの記述だけでは辿り付けないことも多いし、誰かに聞いた方が正確なことが大半。

そういう時に経験のある日本人の知り合いがいることは心強いし、現地の外国人にフラっと聞いてみるとすごくためになる情報が入ることもある。

経験豊富なクライマーのオススメルートに外れはない気がしているし、トポに載っていない素晴らしい名作を教えてもらったりもできる。

そして初めてエリアでクライミングするときは、僕らはこれまで散々迷った経験から、当たり前だけどなるべくレスト日に下見に行くことしている。

ヨセミテのクライミングツアーメモ

以下は細かい備忘録的なメモ。

未来の自分達やヨセミテに初めて行くクライマーの助けにでもなれば幸いです。

飛行機でのアクセス

ヨセミテへアプローチする空港は大きく3つで

・サンフランシスコ

・フレズノ

・(あまり聞かないが)ロサンゼルス

がある。

特徴はサンフランシスコとロスは直行便があるのと、街が大きいから便利。

フレズノはロスで1回乗継が必要で便数も少なくて、街もそれほど大きくないけれど、ヨセミテに一番近くて車で3時間かからないこともある

僕らは去年はフレズノで今回はサンフランシスコを選んだけれどやはりヨセミテまでの道中は長かった。

渋滞などもあって結局5時間以上かかったかも。

このあたりどちらを選ぶかは好みによるけれど、特に街でなにかするのでなければフレズノの方が負担は少ないかもしれない。

サンフランシスコを選んだ場合の航空会社

サンフランシスコを選ぶにしても、直行便か経由便か、そして航空会社をどう選択するかという問題もある。

僕らは今回中国南方空港で広州経由を選んで、二人で往復13.5万円くらいと安かったのだけれど、結局以下のデメリットが発生した

・直行便と比べてたぶん10時間くらい損をしている

・中国南方空港は預け荷物の超過に厳しい&「スポーツ用品の預け荷物申請」がおそらくクライミングは適用外なので、超過で1.6万円かかった

・これは完全に僕らが悪いけれど、日本を出る時は突破できた手荷物が中国のトランジットで4点ほど没収された。例えば簡易コンロはそれ自体では火は付かないけれど、火打石があると没収、など

そう考えると多少お金はかかってももう少し良い航空会社で直行でサンフランシスコの方が時間と手間の節約とリスク軽減になるのかもしれない。

キャンプ4のテントサイトの確保方法

詳しくは写真の英文にありますが、キャンプ4のキオスクが10月1日から無人になってテントサイトの取り方が大きく変わっている。

手順としては

1. 空いているベアストレージを見つけて自分で確保する

2. 同時にテントサイトも確保する

3. キオスクに行って申請用紙を書き、お金を払い(1人1泊6ドル)、タグをテントと車に付ける

というもの。

これをやらないと最悪180ドルの罰金を取られたりするので注意が必要。

ヨセミテバレー内やキャンプ4のことなどその他

■ヨセミテバレー内の買い物

基本的になんでも揃うけれど、無かったりするものは以下

・クライミングシューズのバリエーション。TCプロとかが豊富な反面、ジムでメジャーなものは少ない

・良いテーピング

・時期によっては単4電池

・キズパワーパッド

・ロープ80mがたまにないときも

・このめっちゃ詳しいトポも時期によって売り切れ&超人気なので入荷後即売

■海外用品が安くない

実はあまり海外のクライミング用品が安くない。

特にロストアロー系は本当に海外との差がなくて、例えば以下税込で

・マスターカム
ヨセミテ:約65ドル
日本:7,128円

・セッションクラッシュパッド(バージョンが違うかも)
サンフランシスコ:約160ドル
日本:17,712円

スポルティバのTCプロも確かヨセミテバレー内で買っても2万円を少し超えていて、日本の2.5万円弱よりは少し安いかなという印象。

確認していないけれどアメリカメーカーでロストアロー系じゃないものだと安いのか?

■10月は雲1つない晴れが続く。2年前の2016年の雨の多さがおそらく異常だった

■10月中旬だと、El Cap Base、Cookieは昼間は太陽がモロあたりで半袖でok。しかし午後から風が吹き、夕方は肌寒い

■ピザ屋が土曜夜はクッソ混む。45分待ち

■ヨセミテバレー内のお店は19時と20時に閉まるところが多いので確認

■日曜日の朝にキャンプ4でクライマーの集会的なものがあって、パンとコーヒーがタダでもらえる

■ガソリン代とキャンプ4の宿泊以外現金が要らない

■やたら全ての食事にカロリーが書いてある。ピザはLサイズで4,500kcalとか

ふー、やっと書き終わった。笑

ではまた1週間後くらいに!

<ヨセミテ日記その2,3,4,5,6>

ヨセミテでクライミングだけを考える日々 2018 Day7~12

ヨセミテでクライミングだけを考える日々 2018 Day13~18

ヨセミテでクライミングだけを考える日々 2018 Day19~24

ヨセミテでクライミングだけを考える日々 2018 Day25~30

ヨセミテ(とジョシュアツリー)でクライミングだけを考える日々 2018 Day31~37