最近の岩登り日記 2017年1月~3月くらい
久しく普通の岩登り日記を書いていないので、最近の岩登りの状況でも書いてみます。
(二子山であった岳美さんにカッコよく撮ってもらった1枚 ノースマウンテン)
まず、外のボルダーは月1くらいのペースでしか通えていない。
忙しかったりタイミングが合わないというのもあるけれど明らかに以前と比べ頻度が落ちた。
ヨセミテで培ったカチ力もすっかり元通りに、、、。
登ってみたい課題はたくさんあるのに、何かと言い訳をして時間が作れていない。
その気になれば早朝や午前を利用するなりしてでも登れるのだから、パッションを再燃させてカッコ良い課題に撃ち込みたい。
そしてこの冬~春の時期にこれまで行ったことのない岩場にいくつか行ってみたけれど、やはり僕の中での日本のベスト岩場は瑞牆なんだと再認識した。
瑞牆で何か心躍る課題に取り組みたいな。
それと、クライミング歴8年が経とうとしているのに恥ずかしながらようやく岩場でのリードをきちんと始めてみた。
関東の有名どころにとりあえず行ってみようと思い、城山、湯河原、二子山で登った。
城山では「オーバードライブ(11d)」が爽快感溢れていて印象的。
持ちやすいホールドの連続なのだけれど、ボルダラーにとっては限界とも言える長さ。
何とかマスターオンサイトすることができたが、その日の全てを出し尽くした。
そして昨日行った二子山は色んな意味で大いに刺激を受けた岩場だった。
石灰岩のコルネがまず見た目として芸術的。
写真はかの有名な「悪魔のエチュード(10a)」の悪魔の指。
今にも落ちてきそうなくらい突き出してきていて、クライマーなら一目で触りたい、登ってみたいと感じるはず。
更に石灰岩は見た目だけじゃなく、多彩なムーブが可能で登っていて身体の動かし方が本当に面白い。
「ノースマウンテン(12a)」はガバっちゃガバなんだけれど上手く利かせていかないと吸われてしまうルートで、オンサイトトライでは見事術中にハマりテンションの連続。
たまたま僕の後にトライしている人がいて、もうオンサイトも逃したしムーブをガン見したところ、ニーバーやステミングやキョンを華麗に駆使していて驚かされた。
2便目ではムーブを参考にさせてもらって何とか完登。
自然の岩なのに人工壁以上に色んな要素が詰まっている最高に素晴らしいルートだった。
これは通ってみて他のルートにもチャレンジしたくなる。
二子山がなぜこんなにも多くのクライマーから愛されてきた歴史ある岩場なのかがちょっとわかった気がした。
とまぁこんな感じです。
オチも何もないですが終わります。
予定が合う人一緒に岩いきましょー!
ではでは。
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