科学するクライミング

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アメリカン デス トライアングルを初等力学で考える(同一スリング長での比較)

前回の記事でアメリカンデストライアングル(以下、ADT)において上2つのボルトにかかる力を初等力学で求めました。 アメリカン デス トライアングルを初等力学で考える しかしfacebookやtwitterで突っ込まれたのですが、実はこの議論は現場に適用するには厳密には正しくなかったのです。 なぜかというと、実際は一定の […]

アメリカン デス トライアングルを初等力学で考える

今日はクライミングの中でも少しマニアックな話。 マルチピッチクライミングなどでの作法をきちんと力学的に自分の頭で整理しておきたいなと思っておりまして、今回は非常に簡単ですがその第一弾。 アメリカン デス トライアングルを初等力学(というか高校物理の初歩)を使って考えてみました。 アメリカンデストライアングルとは 声に出 […]

僕は右手を出しやすい。クライミングでの身体の左右の歪みを考える

自分の個人的な身体の話。   なんとなく気付いてはいたけれど、僕はボルダー課題の核心やゴールで右手を出す方が気持ちが良いです。 ↓の記事にも書いたけれど、キャンパシングやランジの取り手も「左引き右出し」の方が「右引き左出し」よりも圧倒的に得意です。 なので逆に「小川山ジャンプ」とか左出しの大ランジは出来る気が […]

3週間岩だけ触ると身体はどう変わるか

Yosemite・Bishopツアーから帰り、3週間ぶりにプラスチックホールドを触っております。 ツアーに行く前は「インドアの能力を落とさないためにもアメリカでもたまにジムに行こうかな」とか言っていましたが、YosemiteやBishopの岩を前にしてジムに行くなんてことはもったいなさ過ぎて不可能でした。 クライミング […]

科学するクライミング5~前腕の太さの成長は保持力アップに繋がるか~

再び「前腕の太さと保持力」シリーズです。 これまでは色々なクライマーの前腕の太さと保持力の関係を調べてきました。 今回は僕が約9ヶ月で「前腕が成長したのか」「保持力はアップしたのか」「そこに関係性はあるのか」を検証してみたいと思います。 目次 ■これまでのおさらい ■成長方法 ■結果 ■統計学的視点から ■生理学的視点 […]

科学するクライミング4~肩の柔軟性とキャンパシングの距離~

今回は自分の怪我から学んだ「肩の柔軟性の大切さ」について。 もう少し細かく言うと「(主に)棘下筋のコリをほぐしたらキャンパシングの距離がかなり伸びた」という話です。 科学するクライミングと題していますがそこまで科学していないので、どちらかというと「ハードコア人体実験室」ですかね。笑 専門知識が無いので間違っていたらすん […]

科学するクライミング3~続・前腕が太いと保持力は強いのか~

前回の前腕と保持力の関係の実験に関して追加で1人データを取ったのですが、 それが興味深かったので非常に簡単にですが追記を書きたいと思います。 目次 ■追加実験者の概要 ■結果 ■考察 ■終わりに ■追加実験者の概要 追加データを取ったのはりょーが君で、僕が間近で登りをよく観察したことがあるクライマーの中では恐らく最もカ […]

科学するクライミング2~前腕が太いと保持力は強いのか~

久々の科学するクライミングシリーズ。 今回は前腕の太さと保持力の関係です。 年始に周りのクライマーにも協力してもらって調べてみました。 目次 ■はじめに ■検証方法と注 ■測定結果 ■考察 ■終わりに ■はじめに ホールドを保持する力、所謂”保持力”は一体何で決まるのでしょうか。 保持といっても […]

科学するクライミング1~サイファーの方が遠くへ飛べる理由~

新シリーズ、「科学するクライミング」。 そんな大それた内容ではないですがクライミングをほんの少し科学的な観点から考えてみたいと思います。 おかしなところはドンドン突っ込んでくれるとありがたいです。 第一回のテーマは「サイファー」。 目次 ■サイファーとは ■サイファーの方が遠くへ飛べる?? ■科学的理由 ■終わりに ■ […]

痩せると登れるのか~体脂肪量とコンペ成績の相関~

クライミングは初心者が上達しやすいスポーツではないか。 筋肉にかなりの負荷がかかるため、始めて半年間くらいは筋肉がどんどんとついていく。 更にグレードが定量化されている故に上達が実感しやすい。 しかし筋肉の成長率は逓減するし、筋肉だけで登れる程クライミングは甘いものではない。 遅かれ早かれ皆上達の壁にぶち当たり、試行錯 […]