買って良かったクライミングアイテム in 2019

買って良かったクライミングアイテム in 2019

以前『Rock Climbing』14号で愛用ギアの紹介もしたことですし、今回はここ1年ほどで自分が買って良かったクライミングアイテムの紹介をしようと思います。
昨年は「おすすめクライミングアイテム」と題したのですが、紹介するものが結構マニアックというか自分にとっては良いけれど万人にオススメできるかはわからないものが多くなったので「買って良かったクライミングアイテム」とします。
(ここ1年で買いましたが、既に『Rock Climbing 014』で紹介したfinetrack「トルネードパンツ」は外しました)

 

<昨年のおすすめクライミングアイテム>

<『ROCK CLIMBING』14号 で愛用ギアを紹介した記事>

 
 


WILD COUNTRY 「フォーカス」

一つ目はいきなり超個人的なアイテムで、合う合わないがあるので他の人に薦めるタイプのものではないのですが、クライミング用ヘルメットのWILD COUNTRYの「フォーカス」です。

フォーカスは去年自分のクライミングパフォーマンスに最も直結したアイテムと言っても過言ではないかもしれません。
僕は頭の鉢が特に張っているせいで、多くのクライミングヘルメットはLサイズでも入らないことが多いのが悩みでした。
頭が大きい人御用達のモンベルの「L.W.アルパインヘルメット(M/L)」をずっと使っていたのですが、それでも頭の両サイドがキツいためマルチピッチでずっと被っていると頭痛がしてきてしまうほど。
そして去年、徹底的に自分に合うヘルメットを探そうと思い立ちTwitter等で知人から情報も収集しつつ、色々な店に足を運びあらゆるヘルメットを試着しました。

求める条件は、
・軽い(200g台前半)
・キツくない(1日中被っていられる)
の2つなのですが、両方を満たしているものがなかなか見つからない中、行き着いたのがフォーカス。

一応メモ&記憶を辿って作成した比較表を貼ります!
(ただしキツさなどはもちろん”僕にとっての”です)


本心を言えばあともう少し深さがあって、かつ200gを切るくらいの軽さが欲しかったのですが、それでもかなり満足しています。

ただし、現在日本でフォーカスを入手する方法が不明です。
僕は運良くメルカリで購入できたのですが。
今のやつが壊れたらどうしようかな、、、。

 

Metolius 「ウルトラライトチョークバッグ」

購入したのは2018年ですが、去年1年間フルで色々なシチュエーションで使ってみて良かったのがMetoliusの「ウルトラライトチョークバッグ」。


とにかく軽い!なんと54g!
その上チョークバッグの口の部分はきちんと広さは確保されていて手の入りも良いです。
かなりペナペナとした質感なので、マルチピッチなどでの乱暴な使用に耐えうるか、ワイドクラックでズタボロにならないか、などが心配でしたが一定の強度は発揮しました。

厳密に言うと、1つ目は僕の不注意でナッツキーをひっかけてしまい外の生地が破れてしまったのですが、テーピングで補強するなどしてしばらくは使えました。
もちろん強度自慢のアイテムではないので使い込めばそれなりに摩耗していきますが、軽さ、使いやすさ、価格(2,420円)から考えると僕にとってはベストチョークバッグとなったという感じでしょうかね。

・ウルトラライトチョークバック(エッジ&ソファ)

 

JETBOIL 「ミニモ」

登山やキャンプなどをしている人にとっては当たり前の必須アイテムなのでしょうが、実際買って使ってみてその素晴らしさを体感したジェットボイル。

沸騰するまでのあまりの早さと手軽さに感動を覚え、思わず日常生活でも使いたくなるほど。
ビッグウォール用に買うかどうか迷ったのですが、買って大正解。
ジェットボイルのおかげで毎晩の暖かい食事を楽しみにして登り切ることができました。
僕は口が広い「ミニモ」という種類を買って、大きいソーセージとかがなんとか入って温められる感じでしたね。
色々と種類があるのでご自身に合ったものを。

 

Beal 「5mm バックアップライン」

Bealが出している5mmの極細ロープです。
もちろんフリークライミング用のロープには使用できませんが、荷上げや懸垂下降に耐えうる強度はあります。

僕らは
・1日マルチなどの軽いザックの荷上げ
・ビッグウォール時のホールバッグの振られ繰り出し用ロープ
として活用していました。
一応試しにビッグウォール用の50kgくらいの荷物のホーリングでも使ってみましたが、マイトラの使用推奨ロープ径の範囲外であるし、さすがに細すぎて岩角で切れるリスクもあるかと思い、それには本格使用していません。

mあたり21gとめちゃくちゃ軽いので、マルチの際に荷上げ用ロープとして持っていくのが苦にならないのが良いですね。(参考までにベアールの9.1mmジョーカーはmあたり52g)
細いため絡みやすいので注意が必要ですが、一度使うと軽いザックの荷上げのために是非持っていきたいものとなります。

 

THERMAREST 「コンプレッシブルピロー」

THERMARESTの「コンプレッシブルピロー」は、中にマットレスのスポンジのようなフォームが入っていて、広げると空気を吸って膨らむタイプの枕です。
これまでテントや車中泊で使う枕は、シートゥサミットなどの空気を入れるタイプを使っていました。
これもコンパクトになる上に寝心地も良いので今でも重宝しているのですが、寝ている際にたまにずれてしまうことがありました。
また冷静に考えるとクライマーにとって枕がコンパクトになる意味ってさほどないのですよね。
テントは多くの場合それほど動かしたりしませんし、車中泊ならなおさら枕は出しっぱなしです。
というわけで、空気タイプでなくて良いかもと思い買ってみたのがコンプレッシブルピロー。
普通の枕とほぼ変わりない使用感で、寝ている際にずれもないです。
一応丸めると↓のように多少はコンパクトになるので、ビッグウォールにもこれを持っていきました。
(僕のはこれでたしかSサイズ。広げると30cm×41cm)

ただ極論言えば、車中泊メインならコンプレッシブルピローすら必要はなく普通の枕を車に積んでおいて良い気もしますが。笑

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CAPTAIN STAG 「クレセントドームテント」

最後は特にこのCAPTAIN STAGの「クレセントドームテント」が良い!というわけでもないのですが、安くてそこそこ使えるテントです。
高校時代は一応登山部だったこともありアライテントのエアライズとトレックライズを持っているので、岩ツアーにはこれを持って行っていたのですが、、、はっきりいって適材適所ではないということにようやく気付きました。
前述の枕でも述べたように、クライマーがテントを長距離運ぶことはほぼないですし、一度設営したら割と建てっぱなしです。
アライテントはその軽さ、コンパクトさ、設営の手軽さ、丈夫さなどなどかなりハイスペックなのですが、正直クライマーが求めているのは
・広い
・そこそこ丈夫
・安い

だと思うのですよね。

ということで購入したのがクレセントドームテントで、値段は3人用でなんと4,000円前後!
今のところ全く問題なく使えていてそんなに不便も感じません。
だからといって別にここが特別すごい!みたいなのもないのですが、コストパフォーマンスという点ではめちゃくちゃおすすめできます。

それと以前中国製っぽい謎のメーカーでどこかわからないけれど、3-4人用で8,000円くらいの買ったら2回目で壊れました。
なので多少は名の知れているメーカーのものを買うことは大事なのかもと思っている次第です。(しかもこの場合 クレセントドームテント の方が安いし)


こんなところでしょうかね。
ヘルメットの比較だけめっちゃ気合入れてしまいました。
2020年も良いアイテムとの出会いがありますように。